現時点での「カレイドスター」の最終章であり、エピローグの位置付けにあたるのが本作。
今回はもう一人の主人公ともいえる
「黄金の不死鳥(ゴールデンフェニックス)」ことレイラ・ハミルトンが主役。
(※TV版全51話+OVA「カレイドスター新たなる翼(#52)」の続きなので要注意!)
オフブロードウェイでの新作舞台「フェニックス」の稽古中、
周囲はレイラの迫真の演技に絶賛するものの、彼女自身明らかに力量不足、何かが足りないと感じていた。
彼女は誰にも告げることなく、自分足りない、必要な「何か」を模索するため自転車で一人旅を始めたが・・・?
自分にも他人にも厳しく、妥協や怠惰を許さず、常に自分自身で切り抜こうとする
厳格な彼女の生い立ちがTV版よりさらに掘り込んだ形で描かれます。
旅の途中で出会いを重ね、かつて切り捨てた自分自身の弱い心を取り戻した彼女は
また一つ、真のスターへと成長していきます。
かつてハミルトン家の使用人だったマッコリー・トンプソンとの
幼い頃の出会いと絆も大きく描かれており要注目です。
単なるレイラの回想録かと思いきや、行方を探すカレイドステージのメンバーの存在感も健在です。
走るタクシーからタクシーへ強引に乗り移るハリウッド顔負けの豪快さを魅せるメイ・ウォン。(料理は作りすぎだが)
レイラ追跡の最中、彼女の行く先についてなかなか鋭い推理で魅せるケン・ロビンス。(何スか?その伊達メカネは)
そして、『カレイドスター』こと主人公・苗木野そらが今度はレイラの支えとなり、物語はフィナーレを迎えます。
このDVDには映像特典が49分と非常に多いのも特徴的です。(本編は52分)
キャスト座談会として大原さやか(レイラ役)、広橋涼(そら役)、中原麻衣(メイ役)、下野紘(ケン役)、島涼香(マッコリー役)が、
スタッフ座談会には佐藤順一(監督)、追崎史敏(作画監督)、池田東陽(プロデューサー)の豪華メンバーで楽屋裏ネタを展開します。
なお、本編ネタバレが含まれますので、いきなり映像特典を観てしまった人はご愁傷様・・・となります。
さらに本編には副音声・オーディオコメンタリーとして
広橋涼、大原さやか、追崎史敏、池田東陽の4人が製作時の楽屋裏ネタ、小ネタ、感想や意見など交えて
まるで座談会のようにコメントし続ける爆笑トークが収録されています。
本編の感動のセリフをあの名キャッチコピーに置き換えて、
いきなりアテレコする大原さやか嬢の暴走っぷりがナイスです。