BoAの4thアルバムはBEST後のオリジナルということもあり、そして先行してリリースされたシングルも良質(Everlastingはう〜ん…)だったこともあり、けっこう期待していたのですが、いかんせんあまり好きになれずにCDラックにずっと眠っていました。
しかし、久しぶりに聞いてみたところ「あらっ不思議。なんかけっこうありかも」と感想が早変わり、けっこうヘビロテです。
すでにかなりのキャリアを積んできた彼女なので、この日本盤でも新機軸を打ち出さなくてはならなくなり、そこに彼女の成長というターニングポイントを迎えたこともあり、「VALENTI」や「LISTEN TO MY HEART」のような攻撃的なアップは控えめに、クールなミッド、情熱的なバラードをフューチャーしております。
何かと「OUTGROW Ready Butterfly」が目立ちやすいと思うのですが、個人的には「Silent Screamers」のほうが好み。強烈なインパクト与えるほどではありませんが、密かに叫びをあげる現代人に投げかけるメッセージを含んでいます。「キミのとなりで」はいままでのBoAにありそうで無かったヒューマンバラード、彼女の年齢にはこのぐらいの歌詞があっていると思う。「make a sercret」はクラシックなR&Bを基調にしたようなクールなダンスナンバー、この曲と同じカラーを持つような「Love is just what you can't see」もアルバムのハイライトになるような良曲、BoAの作曲ということでナメテいましたが、もっと彼女に曲をまかせてもいいのでは?「Stay My Gold」は情熱的なバラード、彼女のバラードはどれも苦手だったのですが、この曲はイイ!
中途半端な出来上がりと言ってしまえばそれまでですが、今の彼女はまさに「少女じゃないけど、女じゃないの」な時期。なにかしら成人近くになるとティーンアイドルの早期アーティスト化を目指すのは米、日共に同じ。アイドルでもなくアーティストでもないこの中途半端な時期を楽しめるのはもしかしたらこのアルバムが最後かも…、そうなるとこの味わいはけっこう貴重かもです。