本書のタイトルにある「ONとOFF」の意味については、「あとがきにかえて」で出井自身がこう語っている。
「『裏番組』や趣味を持つ人は、ビジネス以外の話も面白く、幅広い視点をもっていますから、会社でも人が寄ってきますし発想力も豊かです。『OFF』での蓄積が、いつの間にか会社の仕事(『ON』の世界)にも環流して、『よい循環』が生み出されてゆく」
ONとOFFを上手に使いこなし、グローバルビジネスを推進していく著者の姿は、ビジネスパーソンに憧れを抱かせると同時に、よい手本になる。(土井英司) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
一貫しているのは、変革の時代にソニーが優良企業として勝ち残る道を探ろうとする姿勢だ。米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長ら著名経営者たちとの交流、米ゼネラル・モーターズ(GM)の社外取締役就任など、一つひとつの出来事をきっかけに、ソニーの経営のあり方を見直そうと試みる。
ソニーはブロードバンド(高速大容量)時代にどんなビジネス戦略を描くべきか。技術革新などで起きる「非連続」の変化にどう対応すべきか。社員に危機意識を促しつつ、ソニーのあるべき姿を一緒に探ろうと呼びかける。
プライベートな話題も豊富に出てくる。ワイン好きが高じて軽井沢の別荘にワインセラーを作った話、還暦記念に買った赤いポルシェの話など多彩な趣味の一端も披露している。今や世界的な経営者となった著者の意識や思考、関心事がうかがえて興味深い。
(日経ビジネス 2002/05/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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ただ読みやすいし、世界的大企業のトップの日常生活が覗き見できるのは、この本のよいところです。
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