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本書のタイトルにある「ONとOFF」の意味については、「あとがきにかえて」で出井自身がこう語っている。
「『裏番組』や趣味を持つ人は、ビジネス以外の話も面白く、幅広い視点をもっていますから、会社でも人が寄ってきますし発想力も豊かです。『OFF』での蓄積が、いつの間にか会社の仕事(『ON』の世界)にも環流して、『よい循環』が生み出されてゆく」
ONとOFFを上手に使いこなし、グローバルビジネスを推進していく著者の姿は、ビジネスパーソンに憧れを抱かせると同時に、よい手本になる。(土井英司)
日経BP企画
ソニーの社内向けホームページに設けられている著者の個人コーナー「A Point of View」に掲載された文章を基に再構成したエッセイ集。著者にとって、このコーナーは「日記であり、戦略メモ帳であり、毎回寄せられる多数のメールを通じて社員と対話する大切な場所」だという。1998年からの4年間、折に触れて綴った文章には、著者の率直な思いが込められている。
一貫しているのは、変革の時代にソニーが優良企業として勝ち残る道を探ろうとする姿勢だ。米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長ら著名経営者たちとの交流、米ゼネラル・モーターズ(GM)の社外取締役就任など、一つひとつの出来事をきっかけに、ソニーの経営のあり方を見直そうと試みる。
ソニーはブロードバンド(高速大容量)時代にどんなビジネス戦略を描くべきか。技術革新などで起きる「非連続」の変化にどう対応すべきか。社員に危機意識を促しつつ、ソニーのあるべき姿を一緒に探ろうと呼びかける。
プライベートな話題も豊富に出てくる。ワイン好きが高じて軽井沢の別荘にワインセラーを作った話、還暦記念に買った赤いポルシェの話など多彩な趣味の一端も披露している。今や世界的な経営者となった著者の意識や思考、関心事がうかがえて興味深い。
(日経ビジネス 2002/05/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
新聞には決して載らない、トップビジネスの舞台裏。
名刺からでは見えてこない、CEOのプライベート。
ビル・ゲイツとネット社会の未来について語り合い、フランシス・コッポラにパスタを振る舞われる――「改革」の旗を掲げ17万人の巨大企業を率いて7年、いま、世界で最も著名なビジネスパースンの一人となった著者はじめてのエッセイ集!
――発想の秘密、「変革」へのメッセージ、魅力溢れるその素顔――
出井伸之ソニー会長兼CEOは、アナログからデジタルへ、ハードからソフトへ、という世界史的な大転換を予見し、両者の二項対立を超える視点に立った、きわめて大胆かつ柔軟な経営スタイルで、ソニーグループを世界に類を見ない「価値創造企業」として大きく躍進させ、新しい世紀の企業はどうあるべきか、多大の示唆をわれわれに与えてくれました。
またその一方で、本・音楽・ワイン・車・ゴルフ等々に対する飽くなき探求心としなやかな感性は、従来の日本的ビジネスマンのイメージを一新し、さらには、本当に豊かな生活とは何だろうか、という根元的な問いを投げかけてきます。
本書第一部「Backstage of Business――トップビジネスの舞台裏」では、出井会長のビジネスの発想の秘密を綴った文章を、第二部「Style of Life――わたしの流儀」では、著者のライフスタイルに関わる文章を掲載、第一部・第二部併せ、ビジネス・人生双方にとって、これからの新しい「スタイル」とは何か、をトータルとして表現します。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
1937年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。'60年ソニー入社。'62年スイスに留学。二度にわたるスイス勤務ののち、'68年から'72年までパリに赴任、ソニー・フランス設立に従事。その後、オーディオ事業部長などを経て、'89年取締役、'94年常務取締役。'95年4月、大賀典雄氏のあとを承け社長に就任、″DIGITAL DREAM KIDS″のスローガンを掲げ、ソニーのデジタル化/ネットワーク化を積極的に推進。現在は会長兼CEO、また、GM、ネスレの社外取締役。IT戦略会議の議長も務めた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1937年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。’60年ソニー入社。’62年スイスに留学。二度にわたるスイス勤務ののち、’68年から’72年までパリに赴任、ソニー・フランス設立に従事。その後、オーディオ事業部長などを経て、’89年取締役、’94年常務取締役。’95年4月、大賀典雄氏のあとを承け社長に就任、“DIGITAL DREAM KIDS”のスローガンを掲げ、ソニーのデジタル化/ネットワーク化を積極的に推進。現在は会長兼CEO、また、GM、ネスレの社外取締役。IT戦略会議の議長も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)