タイトルどおり、OJTに関する内容をまとめた一冊。
誤解され思い込まれている「日本のOJTというモノ」のマイナス点を的確に挙げ、正道を論理的に解説している。
「人材育成の考え方とOJT」
「何をすることがOJTか」
「日常業務遂行過程でのOJT」
「制度・しくみとしてのOJT」
「これからのOJTのありかた」(以上、目次より)
という各章目次に沿って、机上の空論ではなく、実践的かつ現場で活用できることが記述されている。
版を重ねて今年5月に4刷というのもうなずける内容。
「上司」「先輩」という立場の方のみならず、OJTを受ける立場の方も読んでみて損はないと思う。
内容は多少難しいかもしれないが、自身が受けているOJTがどのような類のものなのか、自身の会社の教育方針がどのようなものなのかが垣間見えて良いのではないだろうか。
そこから自分の会社の考え方や方針などがわかることもあるし、将来に備えて自分の考え方の軸をしっかり持たなくてはと思うことにもつながる可能性がある。
私事になるが、本書は、非常に参考になった部分があった一方で、OJTに対する自分の考え方が間違っていなかったと再確認できた部分もあり、とても有益な一冊だった。