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ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン
 
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ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン [単行本]

岡田 史子 , 青島 広志
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

手塚治虫に、萩尾望都に、絶賛された漫画家・岡田史子をご存知でしょうか?純度の高い宝石のようなまぼろしの作品群が、新しいスタイルで甦りました。岡田史子の漫画表現は1960年代半ば、既にここまで到達していたのです。大反響を呼び起こした「ガラス玉」につづく第2巻。未発表作品、未公開スケッチ、1970年発表の著者インタビュー、100%ORANGEによる序文「岡田史子を初めて読んで」、「人に歴史あり(2)」、音楽家・青島広志氏(本書監修者)による解説つき。

内容(「MARC」データベースより)

17歳で手塚治虫主宰漫画雑誌『COM』に鮮烈デビューした岡田史子の作品集。未発表作品、未公開スケッチ、1970年発表の著者インタビューや、音楽家・青島広志による作品解説つき。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 飛鳥新社 (2004/03)
  • ISBN-10: 4870315610
  • ISBN-13: 978-4870315617
  • 発売日: 2004/03
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 確かに天才だ, 2010/4/23
By 
椅子人間 - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン (単行本)
その名前と、寡作ながら伝説化した作家だという事は知っていたが、どうにも敷居が高そうなのでずっとスルーしていました。でもふと思い立って読んでみて、あの萩尾望都をして天才と言わしめたというのが納得できました。

評判に違わず極めて詩的・文学的な内容なので、好き嫌いが分かれるとは思います。観念的なネームに頭がクラクラする。「ピグマリオン」」「赤い蔓草」「死んでしまった手首 阿修羅王」辺りはしっかりした輪郭があるが、やはり漫画の文法にはのっとっておらず、ドラマとは違ったところで琴線に触れる。

「ピグマリオン」は、口と耳が不自由なチェロ奏者の少年が、自分の曲を弾くと現れる幻の少女に恋をするという、タイトルのギリシャ神話をモチーフにした物語です。解説の青島氏の言葉を借りれば、「純粋な魂と社会との相克」が重要なテーマ。

「赤い蔓草」は強迫観念的なテーマを扱ってます。画家の青年エドワルドは、母と妹の死後、恐ろしい夢とともに黄色い煙のようなものを見る。以来彼は、人の死に際に黄色い煙を見ては恐れるようになる…

また岡田作品を語るには、その画力についても触れない訳にはいきません。ムンクのような不安感を煽るような絵、デフォルメされたポップな絵など様々な絵柄を用い、そのどれもが軽々と時代を超越します。

自伝風のエッセイ「自分史を語る・人に歴史あり」は、非常に興味深い内容です。文章も魅力があり引き込まれる。好きな音楽の話に始まり、仕事や恋愛といった高校生〜COM時代の終わる21歳までの思い出が、赤裸々に綴られてます。ヌードを撮ってもらったなんて話も。

こういう作品を描く人だけあって、繊細で少し風変わりな方だったようですね。特に、死にたいと担当編集に告げたら、彼が「俺も死にたい」と言うので、睡眠薬を持って一緒に冬の雪山に死にに行った…というくだりには衝撃を受けました。全部真実なのかは自分にはわからないですが…

「墓地へゆく道」
「太陽と骸骨のような少年」
「夏」
「ピグマリオン」
「死んでしまった手首 阿修羅王 前編」
「死んでしまった手首 阿修羅王 後編」
「耳なしホッホ」
「火陷 ひがもえる」
「火焔」
「Kaen」
「海の底の日よう日」
「邪悪のジャック」
「胸をだき 首をかしげるヘルマプロディトス」
「赤い蔓草 PART1」
「赤い蔓草 PART2」
「岡田史子未発表カット集 青島広志のスケッチブックから」

岡田史子を初めて読んで 100%ORANGE(及川賢治)
作品解説(青島広志)
インタビュー再録「マンガ家のたまごの女の子を訪ねてみました」(1970年)
自分史を語る
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