まず、DISK1。音が有機的というか、肉感的になったなったな、という印象を受けた。今回のレコーディングでは、素材となる楽器の生演奏は、全てマーカス・ポップ自身がこなしたとの事。この辺りで、昔からのOVALの愛好者は拒否反応を示すかも知れないが、自分としては、非常に興味深く楽しめる。
そして、DISK2。こちらには色とりどりの小品が、50曲ズラリと並ぶ。個人的には、サティの「スポーツと遊戯」を連想した。
そう、遊戯。勝手な想像だが、マーカス・ポップはこのアルバムのレコーディングが、楽しくて仕方なかったんじゃないかと思う。それが音に滲み出てる様に感じる。
2枚組130分弱の長尺だが、驚く程時間を感じさせない。「OVALの第二のデビュー作」、というのは、伊達ではないなと思う。
『
SO』でもそうだったが、日本盤はボーナストラックが付く上にマスタリングも良いとの事なので、やはりこちらを手に入れたいところだ。