人気アイドル・堀内ゆたかと、芸人の卵・田中はるみ。
肩書きも生き方も違い、縁もゆかりもなかった二人。
そんな二人を結びつけたのは、生放送のラジオ番組だった!
奇跡の"同じ声"を持つ2人の、奇妙で気になるカンケイはーー?
(コミックス背表紙より引用)
いやぁ、面白いですね。なかなか思い切った設定にしてあるのに、
どこかありそうで、ちょっといやしい等身大のアイドル像に愛着が持てます。
物語のカギを握るラジオ局のブースの様子も丁寧に描かれていて、
ライブでもテレビでもない、あのラジオ独特のメッセージ性みたいなものが上手い具合にシナリオに活かされます。
絵も見やすくて、コロコロと愛らしいキャラに、ときおり見せるダイナミックなアクションのコマ。
特に2人の記念すべき(2度目の)出会いとなるラジオブースのジャンピングニーはお見事。
下ネタ混じりのギャグのテイストも、あまり嫌らしくなくてゆる〜く笑える部分ですしね。
今後も色々とトラブルが続きそうな真面目なストーリー部分にも注目です。
奇抜なギャグや壮大なドラマが待ち受けているわけではないかもしれないけど、
テンポ良く読める小気味良い1冊。お試しあれ。