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物語の展開もスピーディで決して1章ごとの文章量が多くはないのに、主人公の置かれている状況が判りやすく、主人公の緊張感がダイレクトに伝わってきて、無駄の無い話でした。
書いてあるネタがネタなだけに、主人公やその友人や親戚達やその隣人たちの運命について深刻な心配をしながら読みました。2箇所ほど「うわーもう先を読むのがいやだー」と思いましたが、結局1日で読み通してしまいました。
ひとつだけ不満があるとしたら、主人公たちの、その後について、もっと詳しく書いてほしかったな、ってことぐらいです。でも、とても面白かったです。
何がすごいって、 これほど簡単な文章で これほどの作品がかけるとは、、、 びっくりです。
このまま教科書にしたいくらい、 単語も簡単、文法もシンプル。でも、かかれた内容はすごい。
1943年。ナチスの占領下にあるデンマークのコペンハーゲンを舞台に、友人のユダヤ人一家をスウェーデンに逃がそうとする アンネマリーという少女とその家族が主人公です。
137ページ。 その中に描かれているのはわずか数日の出来事。 けれど、その抑制された文章とまるで写真をとるときのように (ルイス・ローリーは写真家でもあります。)
ぎりぎりのところまで絞り込まれたエピソードは、ずんと腹にこたえます。
こんな本があったなんて知らなかった。
そんな中で少女から大人へと成長しつつあるアンマリー。海の向こう、自由なスウェーデンへとユダヤ教徒たちを逃がしていく勇敢な人々の一人として働き、自分の役割・価値を学んでいく少女の物語。
長さは初心者には少々長く感じられるかもしれないが、英語は平易で、物語が力強いため、ぐいっとひっぱられる感じで、一気に読めるだろう。これからペーパーバックを読み始めようとしている高校生や大学生に是非読んでもらいたい一冊。
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