Cambridge English ReadersのLevel 2(800語レベル)
語数 8,410 YL 2.7
インドを旅行し、自宅に帰る途中のこと。オマーン上空で高度を下げ
たところで鳥と衝突し、小型飛行機は砂漠に不時着してしまった。自
家用セスナで旅行していた父親、母親、そして息子の3人家族である。
幸い、命に別条はなかったが、母親の足は骨折をしてしまい、歩ける
状態ではない。セスナにはわずかばかりの食料と水分があったが、数日
ももつ量ではない。辺りは一面の砂漠で人など通るはずもなく、日中
は容赦ない太陽が照りつける…。
父親は助けを呼ぶために、意を決して海岸の方に歩いていくことにした。
母親と子どもには、助けを伴って戻ってくると約束して。
海岸は東の方向。父親は上着を脱ぎ上半身裸になり、太陽を背中に受け
ながら歩いて行くことにした。しかし、砂の上を歩くことは予想以上に
体力を消耗する。そして、何とか海に辿り着いたが、そこで意識を失っ
てしまう…。
そこを、地元の少年がたまたま発見し、父親は村へ連れていかれ、病院
で看護を受ける。数日間の昏睡状態を脱し、何とか意識を取り戻した
父親だったが、昏睡状態のショックから、自分の名前も思い出せない…。
地元警察も、この"the man from nowhere"を助けようとするが…。
果たして、父親は記憶を取り戻せるのだろうか…?
そして、残された母親と子どもの運命は…?
CERシリーズだけでなく、PGRシリーズも手掛けるBernard Smith氏に
よる砂漠を舞台にしたストーリーです。