登録情報
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| 1. Steps-What Was (Digitally Remastered) |
| 2. Matrix |
| 3. Now He Sings, Now He Sobs (Digitally Remastered) |
| 4. Now He Beats The Drum, Now He Stops (Digitally Remastered) |
| 5. The Law Of Falling And Catching Up (Digitally Remastered) |
| 6. Samba Yantra (Digitally Remastered) |
| 7. Bossa (Digitally Remastered) |
| 8. I Don't Know (Digitally Remastered) |
| 9. Fragments (Digitally Remastered) |
| 10. Windows (Digitally Remastered) |
| 11. Gemini (Digitally Remastered) |
| 12. Pannonica (Digitally Remastered) |
| 13. My One And Only Love (Digitally Remastered) |
Newly remixed and remastered in 24-bit, this milestone session is complete on this CD and sounds better than ever.
Chick Corea: Piano
Miroslav Vitous: Bass
Roy Haynes: Drums
1968年の録音なので、その後の彼を評価していないように見えてしまうカモ知れないが、日本人が制作したアブストラクトな「Circle」での熱演や、ECMに残した「Piano Improvisations Vol.1 and Vol.2」の美しさもこよなく愛している。
でも、やはり「Now He Sings, Now He Sobs」には敵わないと思う。
その中でも「Steps-What Was」で、5:00頃からのロイ・ヘインズ(ds)ドラムソロに続き、待ちかねたように、チック・コリアとミロスラフ・ヴィトウス(b)が7:33頃から登場する。この辺りには何時聴いてもゾクゾクとしてしまいます。ベーシストの熱演が光る。
本盤はもともと,LP2枚に分けて発売された。しかし,CD化の際に完全版にまとめられている(完全版でないものもあるので,注意)。専門化が進んだ今でこそ,苦もなく急速調を弾き仰せるピアノ弾きは珍しくないが,本盤が出た当時,これほど円く軽いタッチで,淀みなく急速調を弾きこなすピアノ弾きは皆無であり,本盤を耳にしたリスナーはみな驚愕し,この若き逸材に瞠目したものであった。
15分近くに渡って超絶技巧の限りを尽くし!,壮大な二幕の抒情詩を展開する6を筆頭に,全編を支配する壮大なコンセプション。現代のピアニストの技巧水準と比べても見劣りしない超絶的なテクニック。それらが,この若き逸材の輝かしい才能の煌めきを高らかに謳う。鞭のようにしなやかに,そしてシャープに寄り添うロイ・ヘインズの太鼓と,スリリングにピアノと絡み合うヴィトウスのベースがまさしく三位一体となり,些かも中だるみすることなく,主役の意匠に的確な輪郭を付与する。三者の相互供応は巨大な統一感を生成し,聴き手の耳へと押し寄せる。そのスリルと輝きは四半世紀を経過した今なお,些かも失われることなく,ジャズ・トリオの一つの理想型を指し示しているのである。
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