80年代初頭、いわゆるブリティッシュ・インベンションの渦中に現れたユニットが、
このソフト・セルの二人でした。
キラキラまぶしいポップサウンドが象徴する80年代表街道からは無縁の
エロ、ゲイ、禁断の裏街道を行くユニットだったと思います。
彼らの奏でる怪しげなサウンドは、ディペッシュ・モード風であり、
ピコピコ、シンセエレポップな雰囲気は、ペット・ショップ・ボーイズの兄貴分的な感じです。
しかしながら、このソフト・セルワールドに入り込むとこれがまた虜になっちゃうんですよね。
デビューアルバム「エロティック・キャバレー」は、正しく80’sエレポップの大傑作だと思います。
で、このリマスター、デラックスエディションは、涙ものの収録で感動してしまいました。
ディスク1には、Non-Stop Erotic Cabaretのオリジナルと、ミニアルバム全曲が収録されています。
また、彼らの代表曲Torchのシングルも。
ディスク2には、お約束の貴重なロングバージョンが盛りだくさんで、
大ヒット曲Tainted Love(汚れなき愛)も8分越えで楽しめますよ!!
さて、面白いのは当時の日本盤です。
ナント9曲に邦題が付けられていて、そのどれもがやたら怪しいんですよね。
1. フラストレーション
2. 汚れなき愛
3. 三流映画
4. ユースは去った
5. セックス小人の誘惑
6. 操り人形
7. 肩の傷
8. ベッドの上が僕の国
9. 秘密のゲーム
10. さよならと言って別れて
まっ、彼らの特徴を上手く表していると言えばそれまでですが…。
このCD、デラックスエディションシリーズ共通のデジパック使用で、輸入盤ですがまずまずの美品でした。