登録情報
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| 1. New Terrain |
| 2. Introducing Palace Players |
| 3. Beach |
| 4. Repeaterbeater |
| 5. Intermezzo 1 |
| 6. Silas the Magic Car |
| 7. Cartoons and Macram Wounds |
| 8. Hawaii Dream |
| 9. Hawaii |
| 10. Vaccine |
| 11. Tricks of the Trade |
| 12. Intermezzo 2 |
| 13. Sometimes Life Isn't Easy |
| 14. Reprise |
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ワタシタチハ、デンマークノ、ミュウデス。,
By するめ "するめ" (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: No More Stories (CD)
毎度のことながらジャケのコメントに困るバンドですね。一概にジャケの良さと内容の良さは比例しているものなのですが、 彼らに関しては、そのセンスに納得するのに毎回少し時間がかかってしまいます。 それでも、繰り返し聞いているうちに、やっと自分の中でしっくりくる感触をつかむことが出来ました。 今回もいい作品です。 インナースリーブのプライベート写真から見て取れるように、今回はかなりリラックスした感触。 アルバムの密なトータル性をもってリスナーに訴求していた前2作から変化がみられる。 個人的にはインディーズ時代のアルバムに作風が似てるのかな、と感じました。 (余談だけど、かれらのインディーズ時代のアルバム「a triumph for man」は今の彼らのディスコとも比肩しうるかなりの傑作。是非聞いてみてほしい) もちろん従来の神秘性とプログレ性はしっかり継承されています。 例えば、微妙に縦ノリを許さない変則ドラムのグルーヴにのって高揚感のあるサビに到達する「Introducing Palace Players 」はいかにもMEWな名曲。 この曲は確かサマソニでもやってたな。 しかし「これだよ、納得」と感じたファンはその次の「Beach」で目の醒める思いをしたのでではないでしょうか。 はじけるようにポップ。今までの彼らにはない開放的なサウンドです。 「Beach」という象徴的なタイトルもなんだか新鮮。 MEWもこんな曲やるのか、と当初は感じましたが、作風はともかく、好きな曲の一つになりました。 この2曲をしっかりと消化できれば、このアルバムの方向性は大体掴めたといっていいでしょう。 これ以降も、ポップソングとして確固たる存在感をはなつ優れた楽曲がズラリと肩をならべています。 今までの作品で培ったサウンドアプローチを生かしつつも、開放的な楽曲が多いのがリラックスした作風と写る要因でしょうか。 「アルバム作品」として主張している点はどこなのか、と聞かれると、正直少し困る部分もある。今までの彼らがそこに焦点をおいていただけに。 従来のファンほど、聞き込みを要する作品かもしれません。 それでも良さを見出すのにさほど時間はかからないでしょう。 4年待った甲斐はあると言い切れます。 サマソニ2009、Jonasがハンドマイクで歌いながらステージに姿を現したとき、自分は正直いって少し笑ってしまった。アイドルかい、アンタは。 サポートのキーボードのヒゲ親父にやたらスポットライトが当たっていたのも面白かった。 先述のジャケもそうですが、やっぱりチョットずれてるところがあるんだな、このバンドは。 しかしそんな彼らも、今や新人とはとても言えない立場となった。 同期の代表的なバンドが殆どアルバム1,2枚で失速していくなか、彼らは生き残り、他に影響を与える存在にまで登りつめたのです。 これからの音楽シーンには、90年代のリバイバル的な側面をもっとバンドが多く出てくるのではないか、と自分は睨んでいます。 そうなった場合、先だってそのアプローチに挑んでいた彼らのサウンドはますますその重要性を高める事でしょう。 影響を受けたバンドがどれほど面白い音をだすのか、面白い青写真が描けそうです。 生真面目でキュートかつカッコよく、少し頭でっかちで憎めない彼らのサウンドは、そのオリジナリティをさらに高めた。 いいバンドです。
29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本物,
By NURSEMAN (和歌山) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: No More Stories (CD)
まったくこれだけ過小評価されていいのだろうか、このバンドは。昨今新作をこれだけ待ちわびるバンドがいくつあるだろう? そしてその期待に応えるバンドはいくつあるだろう? 1曲目から脳天に響いたこの感覚。 Radioheadの”KID A”を聴いた時以来だ。 アルバム自体は本当に完成度が高い。 しかしそれよりも個人的に驚いたのが、バンドの演奏力がグンと上がった。 昨今良くある、CDではいいんだけどライブはあんまり・・いうバンドが多い中、 ライブでの再現が難しいと思うこの楽曲でさえ、完全にそれを再現している。 特にドラムスの成長振りには目を見張るものがある。 楽曲だけでなくライブでも魅せれるバンド。 これこそ”本物”ではないだろうか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
透明な閉塞感,
By
レビュー対象商品: No More Stories (CD)
暗く輝くデンマークの星/Mewによる約4年ぶりとなる新作。前作で穿たれた、仄暗く深い穴の底から滲み出るヒヤヤカな漆黒が夜気のように全編を覆う、メランコリックかつクールな快作になっている。その音が生み出す極私的なスペース/閉塞感、およびそのなんとも言えない心地良さ/昂揚感がたまらなく、いい。空間がネジくれたような奇抜な音の波とともに立ち上がるオープナー"New Terrain"はそれもそのはず、逆回転でも別の楽曲として成立するというかなり実験的なアプローチが採られている。続く"Introducing Palace Players"の蹴躓くようなギター・リフを軸にした構成も相当に奇態だが、それがヨーナスの浮き世離れした美声/コーラス/ストリングスのもとで非常に滑らかで高透明度に仕上がっていくサマが圧巻。ひたすら内へ内へと蹲るようなベクトルにも関わらず、その限定的なスペースはジメジメとした湿度に覆われることはない。温かな鬱、とでも言うか、ある意味最も抜け出し難い危険な音響空間。展開としては起伏がそう多くない作品中で、おそらく最もキャッチーなのが"Sometimes Life Isn't Easy"。天使が交歓するようなドラマティックな華やぎのイントロから、背後が透けて見えそうなピュアネス/ナイーヴなメロディへと移行し、パンッと弾けるような転調から、さながら敗北した小さなモノたちが唱和するような涙腺直撃のコーラスへと連なっていく。サマソニでの光景もあいまって、この楽曲はもうタマランとです。シーンにて低からぬ人気を獲得しながら、昨今では珍しく着実に自分達のスタイルを深化/進化させていっている感のするバンド。かなりの好盤。
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