製品の発表から、欲しくて欲しくてたまらないレンズでした。
標準レンズ(単焦点)と言えば、画角的には50mmと相場は決まっておりますが、
自分は35mm。裸眼で被写体を捕らえた時とファインダーを覗いた時のギャップ、
撮った時のイメージが一番合う(しっくりくる)のが35mmでしたので
それまでメインで使っていた35mmF2Dのリニューアルと思い、先月購入しました。
メインのボディはD700ですがたまにD200にも着けています。
DXだと換算で約50mmになりますが、やはり醍醐味はフルサイズによる画角的な35mmでしょう。
クロップされた50mmよりもレンズ全面で表現された画質を堪能できます。
それまでの35mmF2Dからのリニューアル、として期待していたのは
勿論、F1.4の大口径レンズと画質的な違いでしたが、AFの速さでした。
わが子を撮る事も多いのですが、いかんせんF2DのAF速度はD700に着けたとしても遅い…!
ジーコジーコと迷うこともしばしば。ズームの24-70mmF2.8だとそんなことも稀なのに。
ですが、さすがの新設計レンズ、35mmF1.4も期待して間違いない!と思っていましたが、
それは儚い期待に終わりました。AF性能は動体も問題なし、とはお世辞にも言えず、
静物をじっくり撮る分には申し分ありませんが、盛んに動き回る5歳児を追いかけるのは
至難の業でした。(私の技術による所も大きいでしょうが…)AFの速度もそうですが、
全体的にフォーカスの迷いが多いように感じられます。
しかしそれを補って余りある圧倒的な描写力。そしてF1.4という開放値。
D700で開放/ISO1600なら薄暗い室内でもノイズを気にせず撮影出来ています。
さすがに被写界深度は狭いですが、ボケ味もコッテリしすぎずに自分としては良好です。
描写は開放であっても引き締まっており、絞らなければ…という心配も殆どありませんでした。
最小絞り径はF16ですが、F1.4から全域で相応の満足いく描写を得られることは
凄いと感じました。
重量600gはD700と合わせると若干重いですが、大三元レンズを思えばなんのその。
今はお散歩用、風景、物撮り、その他メインのレンズとして常用しております。
35mmの画角が好きな方にはマストの1本だと確信が持てます。(ツアイスもいいんですが…w)
次のF1.4シリーズ単焦点は28mmでNIKONさんにはお願いしたいですね!
50mmF1.2も期待したいところですが…(^^;