絶賛系レビューばかりの中、こんな事を申し上げるのは正直気が引けます。
しかし、どうも個人的には、先行諸氏のレビュー傾向から、
この一枚を誤解されて購入されて、結果、「あれ…」となられる方が多いのではないかと…
故に老婆心ながら申し上げます。
この一枚、正統派4ビートジャズとしては素晴らしい物です。
しかし、タイトル、ジャケット、ここのレビューから、この一枚を
Night Lightsと同一路線と思われると、それは違います。
確かに、演奏は静かです。
うるさいジャスではありません。
しかし、先行レビュー諸氏もおっしゃっているように、
とにかく、ベースのぶっとい音がゴンゴン来る演奏なのです。
そりゃそうだ。ベースのヘイデン氏のアルバムですから。
この野太い音がスローテンポで延々と続く、ジャズ本流アルバム、
と言うのがまさにこの一枚の真実です。
勿論メロディアスです。
わけのわからないフリーとは無縁です。
しかし、この野太いゴンゴン音がお好きな方以外は、
正直、このアルバム、静かな夜に2曲も聴くと、
「もういいわ」という感じになるのではないか、と。
ベースメインかつテンポも同じようなスローなまま終始という一枚ですので、
正直、疲れた夜の聞き流しには、やはり単調過ぎ、腹に響きすぎるのです。
勿論、あくまで個人的な意見に過ぎません。
ただ、絶賛系のみではない評も、それなりに意味があるかと。