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たしかに他のレヴューアの方も書いていらっしゃるように,ストーリーの展開が遅く,読んでも読んでも終わりが見えないような気がしてくるのですが,だからと言って途中で投げ出してしまうようなB級作品ではなく,最後は作者がどうオチをつけるのか,読み手の方も考えながら最後まで楽しめた作品でした。
そして,最後の20ページはハラハラドキドキしながらも,作者の淡々とした語り口に合わせて読み進め,最後読み終わったときには,ある程度このような終わり方を予想してはいたものの,切なさがこみ上げて来る作品でした。
冗長と言えばそれまでですが,状況描写・心理描写がわかりやすく,もう一度最初から読み直してみたくなった数少ない作品の一つです。
英語は非常に読みやすく,初心者でも読み進められると思いますが,デミル作品に特徴的なスラングやウィットに富んだ会話は,学校英語だけでは理解できない部分もあるかもしれません。
私は,ペーパーバックだけてなく,オーディオ・ブック(CD)も併用して読み(聴き)進めて行きましたが,CD(unabridged版)の方もゆったりとしたスピードでとても聴きやすく,初心者でもかなり闘えるのではないかと感じました。
ジョン・コーリーが初めて出てくるPLUM ISLANDをまだ読んでいなかったため,現在そちらに没頭中です。
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