07年最後のニュータイプには驚くべき事がまず一つ。
それは、今迄主人公にしか許されなかったCMナレーションが、
「ガンダム00」の脇役であるグラハム・エーカーこと中村悠一が担当だったこと。
これは、グラハムというキャラが、「シャアに投影されるべく人物」と
制作側が認識している事実と受け取って良いだろう。
「ケロロ軍曹」でもギロロ伍長や他作品の脇キャラが担当したことはないのに…。
さて、内容本筋。やはりニュータイプは他アニメ誌とは一線を画している。
冒頭の「ガンダム00」の迫力有る描き下ろしメカ絵と、客観的冷静な
視点で語られる人物評論が特筆される。
これだけは昔から他誌では絶対に読む事が出来ないニュータイプならではの
「大人にも受け入れられる」記事の作成であると思った。
来年の大期待作品「マクロスF」のキャスティングも決定。
押井守監督の旅行記と「スカイ・クロラ」への意気込み、
「コードギアス」続編に際して発表されたスザクの華麗な新コスチューム。
そして毎年恒例の描き下ろしカレンダー。00のスケジュール帳。
年末を飾る充実した一冊になっている。
願わくば、通販限定エストカレンダーだけでなく、いち早く
永野護が「ファイブスター物語」を再開させてくれることを祈りたい。