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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
詩が良い,
By 夢想建築家 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: New York Tendaberry (Exp) (CD)
30年前以上、建築の学生だった頃、雑誌に、青い光にたたずむパンナムビル。都会の魅力と共に、孤独を、その写真より感じた。 萩原朔太郎の詩にも、都会の孤独を歌ったものが あったと思うけれど、私は、このアルバムの曲、歌に、 同じような感性の響き、輝きを感じた。 LPで、すり切れるくらいに聞いて、 CDの時代になり、最初に、買い直したアルバムの一つ。 良質な英語の勉強にもなったと思う。 詩的な英語を、10から20代の感性で憶えていくのだから。 静寂、沈黙のなかにも、意味があることを知ったアルバム。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二人きりのコンサート,
By
レビュー対象商品: ニューヨーク・テンダベリー (CD)
「イーライと13番目の懺悔」にはまった後、それに比べるとどちらかと言えば地味な曲が多い本作は長らく棚に納まったままの日々が続いた。しかし、この作品の真価を知る日が訪れた。雨の深夜、ヘッドホンをして"You don't love me when I cry"の深い嘆きを聴いた瞬間、ローラの存在を感じた、しかもすぐ傍に。後は静かに歌われる"New York Tendaberry"まで音に浸ったままだった。時に高く時に低く、嘆き、叫び、喜び、囁くフリーフォームの極致というべきボーカルと彼女の弾くピアノが全面に渡って決定的な効果を上げている。「イーライ」での混乱ぶりがまるで嘘かのように。この作品はいつも集中を要求する。深呼吸して真っ暗な夜にこのCDを聴く、その瞬間音響機器の前でローラと二人きりの小さなコンサートが始まる。史上稀な作品だ。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ローラの最高傑作 YOU DON`T LOVE ME WHEN I CRY 収録,
By 柴風 (青森県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ニューヨーク・テンダベリー(紙ジャケット仕様) (CD)
69年発表のサード。こちらも1曲目が強烈だ。かつて、これほど悲しく絶望的なラヴ・ソングが書かれ、歌われたことがあったろうか? 歌詞もグッとくる。 若い頃、女性とうまくいかなくって暗い気持ちに落ち込んだ時、何度、深夜、ヘッドフォンでこの曲を聴いたことだろう。この曲の底知れぬ深海のような暗さが、自分自身のパーソナルな暗さをすべて吸い取ってくれるような気がして、安心して、絶望の淵へ身を沈めることができた。 90年代に発売されたプラケース盤をずっと愛聴していたが、紙ジャケ/リマスターを機に、買い直した。音は格段に良くなっている。ジャケットのローラも、前作に引き続き素敵だ。ボーナスは2曲。 なお、前作のブックレットにマイルス・デイビスとのツーショットが掲載されているが、本作のライナーを読むと、本作録音時に同じスタジオでレコーディングしていたマイルスが遊びに来た折に撮影されたようだ。 また、このアルバムで1曲吹いてくれないか、とローラに頼まれたマイルスは一言、「ここに俺が付け加えるべきものは無い」と答えたそうだ。なんとカッチョいい台詞だろう。そして、マイルスがいかにローラを評価していたかが判るエピソードである。 ニューヨークに憧れたことは一度も無いが、ローラが居た時代のNYには行ってみたい気もする... 今回同時発売の4枚を総て買って応募すると、「ニューヨーク・テンダベリー」の別紙ジャケが全員に送られてくるとのこと。3月末日までだそうだから、ファンは迷わず全部そろえた方がいいだろう。
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