実はエリオット・スミスの名作の中でも、一番繰り返し聴く作品だ。理由は・・・曲数が多くて、それでいて時間が短く、2枚分を1枚の時間で聴き通せる。大体、BEATLESがそうだけど、1曲1曲が短いのがいいね。エリオットの曲はダラダラとサビを繰り返したり、しつこく盛り上げようとしないのがいい。潔い。曲は、全24曲全てが名曲で、どれがおすすめとかはない。全ての曲が、BEATLESのベストアルバムに入っていいくらいのできばえ。これは、「未発表=ボツ曲」ではなく「裏ベスト」というべき作品。だって、「EITHER/OR」なんて、3RDソロのタイトル曲じゃないか。なぜアルバムから外したんだか、収録時間の関係で外したとかいうわけはなし。どの曲も、未発表だったのが信じられない。例えば、歌詞とか、アルバムカラーのバランスとか、本人しか分からない繊細で微妙な判断基準で、紙一重で収録されなかっただけだろう。エリオット・スミス初心者に、これからすすめても良いくらい。