最果ての西の地に、妖精の国ってホントにあったと茫然自失です。前作のDVD(日本語版)で先ず驚愕しましたが、この第二作目の「New Journey、ライブDVD」はもう人類の至宝といえるほどです。
日本語版のDVDも用意されていますが、予算オーバー気味なので、わたしは、¥2,000円程度で買える英語版DVDを購入しました。海外版でも問題なく再生可能で、映りが非常に綺麗なことは前作の比ではありません。
さらに録音音声も実によく、試しに買値5千円級のモニター用ヘッドフォンで聴いたら、ハープの音色や、弦の控えめな艶やかな音のところも、きちんと入っていて驚きました。さすがDVD。聴きごたえにプラス、観(み)ごたえがあり。うるところ大。
特に高く澄んだ声でのロングトーンのところでは、歌手の「祈りともいえる紅潮した顔の表情」は勿論のこと、肩からうえ半身の皮膚が、歌に合わせて「ぱぁーっと、感動的に紅潮」するのがわかります。照明の向こうに歌手の「オーラ」がきらめく、といった方がいいのかも。
さらにコーダのところでは、その為か、観客と同時に、思わず自分も拍手したくなる不思議な時空に入ってしまうほどです。この不思議な体験のために、以下の二曲の演奏の最後の場面を薦めます。何回も何回もみたり聴いたりすると、ジワッとわかりますし、その情熱も感じとれます・・・。その二曲の演奏とは、「庭の千草 The Last Rose of Summer」と「ダニーボーイ Danny Boy」デス。
これ以外の曲もバイオリン独奏のポルタメントの調べを含め、みなホントに素晴らしい演奏です。
しかもこのライブが、イコール「古のケルト、原始ケルト」とは速断できないまでも、ケルトの香りを現在に伝える「何か」を感じさせるに十分なライブだと思います。
また新しくメンバー入りしたニュージーランドのヘイリー嬢も、遠祖はケルト系とのこと。身のこなし方が遠祖同族ゆえなのか?、実に自然で控えめ。
大昔からアイルランドのメンバーの皆と歌っているがごとき、この自然さを感じさせるのは、豈わが独りの想いのみならずや、と感慨無量です。そしてステージと聴衆が一体になって拍手している様は、もはや、うらやましい限り。
よってこのライブ演奏だけは、CDの音声だけでなく、是非DVDで観て聴いていただきたいと切望します。その臨場感こそ、真髄ゆえ。英語版ならCDと値段があまり変わらないから。しかもこのお得な英語版DVDでも、アマゾンのHPでおなじ日本語版DVDの紹介記事を開けば、対訳のように翻訳してあるので、大丈夫です。円高で今が買いなのもラッキー! 絶対お奨めの1枚デス。