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New Blood [Import, from US]

ピーター・ガブリエル CD
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写真

ピーター・ガブリエル点の画像

バイオグラフィー

60年代後期にジェネシスのアート・ロック小僧として出発し、80年代から90年代にかけて世界的に認知されたスーパースターとなった今も、ピーター・ガブリエルのような広い音楽的視野を持ったアーティストは、ロックという傘の下に守られたミュージシャンの中には存在しないだろう。また、バンド全員をコンサートの終盤に巨大なスーツケースに入れるというわかりにくい方法であろうと、制作費をたっぷりかけたビデオという(『… Amazonのピーター・ガブリエルストアで詳しく見る

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登録情報

  • CD (2011/10/11)
  • ディスク枚数: 1
  • フォーマット: Import, from US
  • レーベル: Real World Prod. Ltd
  • ASIN: B005HXGEDC
  • 他のエディション: CD  |  LP Record  |  MP3 ダウンロード
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 12,516位 (音楽のベストセラーを見る)
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商品の説明

Album Details

2011 release from the Rock icon. New Blood is a continuum of Peter's previous Scratch My Back album - the song-swap project where he covered the songs of others, all to an orchestral backing. Thanks to the precise arrangements by John Metcalf and Peter, the treatment was so successful that Peter very quickly knew where he wanted to take it next, and work began to apply the same principals to his own songs. "The orchestra provides different dimensions to the music that weren't there initially," confirms Peter. "Rock artists work slowly in studios, building up layer by layer, and one of the great, powerful advantages of an orchestra is all these musicians playing at one moment with all sorts of colors and personalities." And in front of orchestra, taking centre stage when necessary, retreating into the shadows when not, is Peter's rich voice. Retaining its trademark emotive power, it returns to lyrics written 20 or 30 years ago, reinvesting them with new meaning and heightened poignancy. New life, new blood. A musical transfusion. The songs live on.

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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
前作に続いて、オーケストラをバックに歌い上げるというスタイル。
前回は、他人の曲を大胆にアレンジ。ほとんど同じ曲とは思えないと
ころまで自分流の解釈で突き詰めた作品であり、カバーアルバムとい
うものに付きまとう安易さは一切感じさせない作品であった。
それ故、取っ付きにくさも百倍であったが、そうした実験性に彼の
拘り・個性を十分に感じ聴き入ることができた。
 しかし、今回のセルフカバーはYoutubeやブートレグで多少の予備
知識があったとはいえ、いわゆる「想定内」の音でしかなく、サウンド
面での新たな切り口は見出せなかった。そう、前作には感じなかった
「安易さ」というものを僅かながらにも感じてしまったのである。
 また、オリジナルの楽曲のアレンジ・演奏が素晴らしすぎるため、
どう頑張ってみてもこれを超えることは出来ないのではあるまいか?
(特にトニー・レヴィンのベースの不在をこれほどまで大きく感じずに
はいられないとは。)
 むろん、彼の哀愁を帯びた独特の渋いヴォーカルは健在です。これ
だけでも聴く価値は十分にあるといえます。それでも同時期に発売された
同じGENESIS出身のSteve Hackettの新作の瑞々しさと比べるといささか
寂しい感じがします。

 さて今回のアルバム(映像含む)については様々なフォーマットで発売
されています。さてどれを買ったらよいのかファンは悩むことでしょう。
それぞれのフォーマットにしか収録されていないヴァージョンがあった
り、重複があったり、また氏のオフィシャルサイトでの販売のみ
ダウンロードできる楽曲があったり、と氏の作品であれば全てを揃えよ
うとするコアなファンであれば、莫大な費用負担を強いられることに
なります。もちろんこうした層をターゲットにした販売戦略でもあるの
でしょう。
 かつて、彼は「Birdy」という映画のサントラを手がけ、そのアルバム
を発売する際、レコード会社に向け「これは過去の曲の焼き直しで、
完全な新作ではないので宣伝しないでくれ。」と要求したという逸話が
残っています(聴いたことのある人ならわかると思いますが実際の作
品はそんなに安直なものではないのにかかわらずです!)。
 このころの彼、Peter Gabrielの精神を今一度思い起こしてほしいもの
です。本当にこれで終わってほしくはないです。

 というわけで今回のアルバムはある程度のコアなファンにしか薦めら
れないものなので、星は3つとしました。Peter Gabrielになりきりたい
人にはカラオケ(?)ヴァージョンの付いたこの2CDがお奨めです。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By クリムゾン・マニア VINE™ メンバー
形式:CD|Amazonが確認した購入
 2011年、言うまでもありませんが元ジェネシスのピーター・ガブリエル61歳の新作です。私は1970年初頭から彼をずっと聞き続けていて、アマゾンで予約して楽しみに待っていて、本日10月12日に届いたので、感想を書きます。星五つのすばらしい作品です。出だしのThe Rhythm of the Heat 、ソロ4枚目Securityの冒頭を飾る強烈なビートの曲がそのイメージを保ちながら、まったく新しいオーケストラアレンジで展開されて、心は一方で懐かしい気持ちに満たされ、また新しいアレンジの衝撃も受けました。推薦します。
 まずこの作品は、前作Scratch My Backと同じ考え方、オーケストラをバックに歌おうというもので、今、ピーターが一番関心を持っているプロジェクトです。前作との違いはすべて彼の過去の曲を扱っているということです。
 このプロジェクトについて彼は「いかに伝統的なロックのアレンジや演奏から離れるか」ということに興味を持っていたとインナーに書いているとおり、ドラムやエレクトリックギター抜きです。バイオリンやヴィオラ、フルート、オーボエ、トランペットなどで演奏されます。前作では、いつまでたってもドラムが鳴らない「クラッシック音楽」にちょっと耳慣れず、あんまり聴いていませんが、今回は見事にドラム、ギターなしでも、「ロック耳」の私でも、最後まで聴き通せたし、何回も何回も、最近のお気に入りとして聴いています。まるで映画音楽のようなアレンジで、お馴染みの曲が次々と出てきて楽しくて、楽しくて。
 オーケストラと合う曲を吟味したため、あえて非常に有名な曲も外して全12曲の予定だったのですが、「Solsbury Hillをやって!」という要望も非常に多かったために、「選んだ曲に比べて軽く、ビートルズ世代としてのオマージュのような曲なので、合わないかなあ」と思いつつも、最後に加えたというようなことがインナーに書いてありました。曲の前に、前の12曲と区別する意味で、小鳥の鳴き声とか入った A Quiet Moment という間(ま)が4分ほど続いた後に始まります。(彼の言うとおり、無くてもよかったかも?みなさまの感想は、どうでしょう。途中で切らずに、最後まで聴いてみてくださいね。)
 さて、もし彼のソロを聴いたことがない方がいらっしゃったら、Peter Gabriel 1: CarPeter Gabriel 2: ScratchPeter Gabriel 3: Meltなどから順番に聴いてみてください!すばらしい楽曲を味わうことができます。1枚だけ入門として聴くならShaking the Tree: Sixteen Golden Greatsからがよいかもしれません。久しぶりの歌声に感激して、その気持ちを伝えたくて文章が長くなって、ごめんなさい。最後まで読んでくださったことを感謝します。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Pen トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:CD
レイ・デイヴィス、ボブ・ディラン、スティング、ブライアン・ウィルソン、ランディ・ニューマン、J. D. サウザー、そしてピーター・ゲイブリエル。この数年以内に他人の曲のカヴァー集や過去の自作のセルフ・カヴァー集を出したヴェテラン・ミュージシャンたちだ。確かにそれぞれのミュージシャンの個性は出ているし、出来も必ずしも悪いわけではない。でも、これだけ続くと食傷気味だ。優れたソングライターであるほどオリジナル新作を期待したいのに、何年ぶりかの新譜がカヴァー集やセルフ・カヴァー集となると、正直なところ少々がっかりするし、もう新作を作る創作力が枯渇して懐メロ歌手になってしまうのかというそこはかとない不安を感じて哀しくもなる。

特にピーター・ゲイブリエルの場合は、2002年に_Up_を出した後は、自分も含むさまざまなアーティストのコラボレーションを集めたワールド・ミュージック色の強いコンピレーション・アルバム_Big Blue Ball_に、他のアーティストと互いの曲をカヴァーしあうという企画の第1弾として出された_Scratch My Back_(近い将来このアルバムでカヴァーした曲のオリジナル版のミュージシャンたちがゲイブリエルの曲をカヴァーしたものを集めたアルバムを出す予定らしい)と、企画物アルバムが続いただけに、今回は前作の延長にあるセルフ・カヴァー集と聞いて、非常にがっかりした。いいかげん全曲オリジナル新作のアルバムを聴かせてほしい。オーケストラと共演したいならそれもかまわないが、そのスタイルで新作を聴かせてくれたらなお良かったのにと思わずにいられない。まして、今年(2011年)ゲイブリエルよりも9歳くらい年上の70歳を目前にしたポール・サイモンが過去の成功に安住することなく素晴らしいオリジナル新作アルバム(『ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット』)を発表しただけに、なおさらそう思う。

とはいえ、このゲイブリエルのアルバムも、駄作というわけではない。このようなアレンジもありだと思うし、それなりに魅力もある。だが、もし買うのなら1枚ものよりも2枚組スペシャル・エディションをお薦めしたい。

それというのも、CD2のインストゥルメンタル・ヴァージョンが良いからだ。個人的にはむしろそちらのほうが気に入った。その最大の理由は、ゲイブリエルのヴォーカルを聴くと、どうしても原曲を思い出してしまうことにある。もともとオーケストラをバックにしても違和感のない曲ならともかく、CD1冒頭の“The Rhythm of the Heat”では、原曲は徐々に人間的な理性を失って打楽器の荒々しいリズムに身をゆだね陶酔しながら狂乱するような感じが印象的だったのに、曲後半の荒々しいリズムの主体が弦楽器になっていることで何か余裕のある感じで狂乱とまではいかないのが残念に思えてくる。同じくリズムが特徴的で聴く者を精神的にギリギリと追い込まれていく気分にする“Intruder”も、原曲ほどの緊迫感を感じられない。だが、スペシャル・エディションのCD2に収録されているヴォーカルなしのインストゥルメンタル・ヴァージョンでは、これらの曲は、ゲイブリエルの原曲を想起させるセルフ・カヴァーというよりも、あたかもストラヴィンスキーやショスタコーヴィチなどの20世紀音楽を聴いているような感じで、そのバーバリズム的な荒々しいリズムがとても魅力的に感じられる。メロディアスだったりドラマティックだったりする傾向の曲の数々も、このインストゥルメンタル・ヴァージョンでは、独自の素晴らしい映画音楽か交響詩のように聞こえ、どうしても原曲と比較してしまうCD1のヴォーカルありのヴァージョンよりも素直にその音楽に聴き入ることができる。

ちなみに、CD1とCD2の両方に入っている “The Nest That Sailed the Sky” はもともとインストゥルメンタルの曲なので、CD1のほうでもヴォーカルは入っていない。一方、CD2のボーナス・トラックである(したがって1枚ものには入っていない)“Blood of Eden” はヴォーカル入りである。CD1の2曲目 “Downside Up” では娘のメラニー・ゲイブリエルがフィーチャーされているが、_Up_の後のグロウイング・アップ・ツアーのDVDでは親子で逆さ吊りになってこの曲を歌っていたのを思い出した。このメラニーの歌は悪くないが、CD1の “Don’t Give Up” でのデュエット相手のアーネ・ブルンは、原曲でのケイト・ブッシュやウィリー・ネルソンのカヴァー・ヴァージョン(Across the Borderlineに収録)でのシネイド・オコナーと比べてなんとも残念に思える。挫折した男を慰め励ます天使的な女性というよりも魔法使いのおばあさんのように聞こえすらする。

以上のことから、2枚組スペシャル・エディションは星4つ、1枚ものは星3つに留める。なお、10月26日(欧米では24日)に発売になるDVD+Blu-ray+2CD+写真集のセットには、スペシャル・エディションのCD1(つまり1枚もののCDと同じもの)とDVDなどに収録されるライヴのハイライト版(つまり全曲ではない)の2枚のCDがつくようだが、スペシャル・エディションのCD2に当たるインストゥルメンタル・ヴァージョンは収録されないようだ。こういう悩ましいリリースのしかたはどうにかならないものだろうか。
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