ひょんなことからこの本と出逢い、第1号から続けて読んでいるオレとしては、この最新号が発売日に「動物・ペット」の雑誌ランキングで1位になっていたのを見たときは、本当にうれしかったです。
この表紙の、田代島で暮らしている、にゃはは〜としたこの子の笑顔(?)にやられて今回はじめてポチってしまった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
いきなりの巻頭カラーが、その田代島のいまを伝えるレポートになっていて、ねこ好きであれば気になっている方も多いと思われる「ねこたちは、どうしてるのか?」「でもって、こんな時に出かけて行ってもいいの?」といった疑問が、ある程度解消されるものとなっています。この記事の写真を見る限りでは、島ねこたちは、たくましく生きているし、以前のように観光客がやってくることが、島の復興につながってゆくのだと考えれば、もし心が動いたなら、ぜひ田代島へ出かけていただければ……、と思います。
なお、田代島については、やはり震災後に島を訪れ、その時に出逢ったねこたちを描いた作品による個展を開いた猫作家・高原鉄男さんの作品紹介&インタビューもあります(“猫作家紹介”では、柔和なタッチの作風が印象的な佐山泰弘さんの作品も取り上げられています)。
また、穏やかなねことの暮らしが、震災そして原発事故によって翻弄されてしまった、福島第一原発から半径20km圏内で生活していた女性ふたりへのインタビューには、胸がふさがれるものがありました。
一方、この雑誌のメインであるグッズカタログも、クリスマスグッズをはじめとして魅力的なブツが満載。看板ねこ紹介、巻末写真館「和み猫」などにも、かわいい子・いい味出してる子多数。
震災チャリティーの通販企画・第3弾もあります。
他にはちょっとない、情熱と勢いのあるねこ雑誌。それがこの『Neko―Mon』です。
今号から始まった「ボツ写真救済企画」などにも、この雑誌ならではの“味”が出ているように感じます。