日本での大阪公演と、イスラエルの公演から収録された2枚組ライヴアルバム。オープニングの"Dancing to the Rhythm"、4曲目の"Stevie Ray Blues"、11曲目"Ms. & Mr. Little Ones"はオリジナル未発表曲。
まず、未発表曲についてだけれど、"Dancing to the Rhythm"、"Ms. & Mr. Little Ones"は往年のStevieの名曲に勝るとも劣らない名曲。Stevie Wonderは作品を制作する毎に曲を何曲も書き溜めておくらしいのだけれど、あとどれ位こんなにいい曲が眠っているのか想像しただけでも恐ろしい気がする。
このライヴアルバムだけれど、"Songs in the Key of Life"の曲と、ヒットした曲をメインとした構成でファンにとっても有り難い構成。ディスク2はほぼ有名な曲で占められていて、Stevieが本当に偉大な作曲家である事を痛感せざるを得ない。また、どの曲に関してもそうだけれど、オリジナルに匹敵するほどの完成度の高いライヴパフォーマンスである為、充分満足出来る。
特に僕が好きなのがディスク1の"Higher Ground"、"Stay Gold"、"Ribbon in the Sky"。そしてディスク2の"I Just Called to Say I Love You"から"For Your Love"の流れ。"Ribbon in the Sky"はかなり歌い込んでいて、その声の迫力には感動させられる。そして僕がこのアルバムで1番好きな部分が、"I Just Called to Say I Love You"を歌った後に、"I Love You! トッテモー、アイシテマス。 I Love You So Much."とStevieが喋った後に、"For Your Love"のイントロが流れる部分。Stevie Wonderほど、"I Love You"と言う言葉をこんなに大事に使うアーティストはいない。ふと、このStevieの声にジーンとして涙が出そうになってしまう。