ゲームを立ち上げるといきなりアップで映し出される荒らぶるザコ敵。なんじゃこりゃ?と思いながらスタートするとリックのパンチにより肉片となって飛び散るザコ!それをバックにメニュー選択!と開発者のセンスに早くもお腹いっぱいである。
ストーリーは大体いつもの通り。マッドサイエンティストのウエスト博士の屋敷にキャッキャウフフしながらやってきたお馴染みリックとジェニファー。しかしウエスト博士の手によりジェニファーはさらわれ、突如現れた化物によりリックは腹の中をぶちまける目にあってしまう。死を待つしかなかったリックだったが、近くに転がっていた仮面の精の言葉にしたがって仮面を装着(なぜそこに仮面があったのかはゲームを進めると明らかになっていく)。ジェイソンならぬハルク化して化物を引きちぎりつつジェニファーを探して駆けずり回るはめになる。
他の方が書かれている通り、今作はすっかり主流になった感がある3Dアクションである。敵を倒してポイントを貯め、スキルを解放しパワーアップしていく・・・と書くと、「ああ、いつものあれね」と思う方も多いだろうが、そこにある要素を付け加えることでこのゲームは他の同系列のゲームとは違う個性を出している。それは、「やりすぎたスプラッター表現」である!
ザコを倒すとどうかと思うくらいの血が飛び散り、数匹倒すともはや画面は一面血の海になる。とはいうものの、登場キャラ達はどちらかというとカートゥーン調で表現され、スプラッター演出も「死霊のはらわた」的なギャグ方面の為、そんなに嫌悪感はもよおさないだろう。これならボクも安心だね!体力回復はゲージを使用し周囲の敵の血を吸い取るスプラッターサイフォン(ボスにも使用可能)を使用、さらに弱って赤く光る敵を掴むことでQTEであるスプラッターキルが発動。レバーやボタンにより腕をもぐ、頭を引っこ抜くなどの素敵な演出で体力とゲージが回復する(タイミングはかなりゆるいので簡単に発動できる)。
とはいうものの、ストイックかつマッシブに進んでいく過去作(特に1)と比べると、これはちょっと・・・と拒否反応を起こす人もいると思う。
しかし、80年代のスプラッター映画あこがれで作られたゲームが海外に渡り、本場でリスペクトされて生まれ変わったと考えると、日本と海外のホラー表現の違いが見れて面白いのではないだろうか。
そしてこのゲームが日本で発売できないであろうもう一つの理由がジェニファーの写真集めである。各面ごとに散らばっている写真を集める事で完成するのだが・・・おまえら何撮ってんだよ!でもこんな要素を入れてくるあたり、開発者はホラーに何が必要か解ってるね!・・・という訳で、ザコを殺しまくるアリーナモードや、旧作3作もプレイ可能なこのゲーム、ストーリーを翻訳されている方のサイトもあるので、興味があるスプラッター大好きっ子はレッツプレイ!