フラメンコ、と聞いて一般的に連想する情熱とか赤いバラとかカスタネットとか、そういうイメージを全て払拭するアルバム。 前作New day to be seenから注目していた沖仁ですが、今回で完全に彼独自の世界を確立してます。 純フラメンコに則った曲は2曲のみと控えめですが、彼が本格的なフラメンコギタリストであることを証明するには充分。 他の収録曲は基本的にいろんなジャンルのアーティストとのコラボレートです。 日本語詩のポップスあり、クラブあり、ラテンあり、クラシック風ありと実に多彩。 それでいて全ての曲が沖仁のフィルターを通したオリジナルの音になっていて、尚且つそのバランス感覚が絶妙。 彼の卓越したセンスを感じます。 よくある、伝統音楽をいろんなジャンルとミックスした安易な作品とは一線を画しています。 楽曲のよさも特筆もの。 個人的には「夏のカクレガ」にはまってます。 フラメンコはもとより、ワールド、アコースティックなポップス、ラテン・クラブミュージックファン必携のアイテム。