初めての自作用にできるだけ大きくて作業しやすそうなPCケースをと思い、
以前から気になっていたコイツを購入しました。
まず梱包箱の大きさですが、高さ690mm×幅614mm×奥行292mm
デカイです。
店頭購入の場合は素直に配送してもらいましょう。
ワゴンタイプの車じゃないときついです。セダンにはまず載せられません。
公共交通機関を利用して持って帰ろうとか思ってはいけません。
タクシーに乗車拒否されても怒ってはいけません。
付属品
200mm専用ケースファン×1(上面排気用、取り付け済)
120mm角ケースファン×1(後方排気用、取り付け済)
120mm角ケースファン×2(3.5インチベイ側面吸気用、取り付け済)
説明書×1
各種ネジ多数
水冷ラジエータ固定用金具(上面設置用、上面200mmファンと同時設置時のみ使用)
ビープスピーカー×1(マザーボード直付けタイプ)
ここから製品レビューです
ですが、発売からしばらくたったしこの製品の良し悪しは出尽くしているし(価格比較サイトとかのレビュー参考)、
あとは個人的に気になったとこ書いてみます。
まず200mmの専用ケースファンですが、厚さが30mmあり(ケース付属のフィルターと合わせると35mm)、これを側面に追加設置すると大型のCPUクーラーは使えません。
せいぜい高さが120mm〜130mmぐらいのCPUクーラーじゃないと同時運用はきびしいです。
個人的には静音性を犠牲にしてでも薄型化してほしかった。
200mmサイドファンの利点はマザーボード全体の冷却効果を上げることだし、
せっかくその機能があるPCケースなのだから使いたいじゃんと思うのが人情です。
まあこのPCケースは水冷向きに作ってあるようだし(後方に水冷用グロメット×4)水冷CPUクーラー使えばって言われればそれまでですが。
あとやはり残念なのがHDDケージですね(あちこちで酷評されてた)。
工作精度が甘いのか私が購入した個体でもガタツキがある(HDDブラケットをきっちりケージに固定できない)箇所が2段ありました。
私はブラケットとケージの隙間に市販の防振ゴムをつめて対処しましたが問題なく使えてるし、
7箇所も3.5インチベイあるんだから2,3箇所ゆるいからなんだって話ですよね。
そもそもSSDならそんなきっちり固定する必要も無いですし。
だからこそここをコストカットの対象にしたのかもしれません。
ただし、HDDをフルに搭載する必要がある人はそれなりの注意と対策が必要です。
あと電源のケーブルの長さにはご注意を
E-ATXマザー対応ケースで電源下置きなので内部が広い分、製品によってはケーブルの裏配線に延長ケーブルが必要になるかとおもいます。
とくにCPU電源は対角線上になります(規格外の変態マザーで有名な某社の製品はシラネ。でもそれに対応した電源↓買った理由が自分にもワカラナイ)
私の場合はSilvsr StoneのSTRIDER GOLD1000wモデルを使用しました。
上記の製品はすべてのケーブルが取り外せてしかもCPU用12V4+4pinが長短2種付属するのですが
75cm(長)のほうでぴったりな感じになります。70cmでも届くとは思いますができれば余裕があった方がいいかと。
その理由ですが、CPU電源の裏配線用取り出し口が上面200mmファンに近すぎるんです。
ファンガードは付属していないのでギリギリの長さだとケーブルが上にアーチを描くように張り上がってしまい(ケーブルが固い場合)、
ケーブルがファンに削られることになります。大変危険です。
なので出来ればケーブルを横にかわして固定できるぐらいの余裕をもたせたほうが無難ではないかと思います。
他の部位には余裕でケーブルが届く、とゆうかむしろ余るぐらいなのでショートケーブルモデルを買ってから
CPU電源だけ延長ケーブルを使うと内部がすっきりするはずです。
まあノーマルのケーブル使ってても中が広すぎてスッカスカなんですけどね。
以上です。
「あんまりいいこと書いてないしやっぱりこのPCケースやめとこうかなあ〜」と思ったそこのあなた、
それは間違いです!
たしかに欠点もあるしユーザーを選ぶ筐体ですが(設計思想的に)、だからこそいろいろ考えて工夫して
自分なりのPCを組んでいく楽しさがあると思うのです。
このPHANTOMは拡張性、整備性、価格、デザインとどれをとってもトップクラス製品です。
私のような初心者の変態配線にもやさしく対応してくれますよ。
なによりこのカッコイイPHANTOMをいじくりまわしているときはサイコーに楽しい!
※追記
「ミドルタワーモデルのPHANTOM」も発売されました。
フルタワーモデルだと大きすぎるという方はそちらをおすすめします。
オミットされた機能もあれば改善された箇所もあり、まったく同じではありませんが「見た目はそっくり」です。
ですから購入の際にはよく確認してください。
こちらは「フルタワーモデル」です。