ネットワーキングの大切さを私自身は実感しているのですが、
どうにも他人に説明するのが難しく困っています。
「つながる力」を信じていない人へ「つながる力」の素晴らしさを
説明する方法を知りたくて、この本を手に取りました。
しかしながら、結論から言うと、
「つながる力」の大切さを認知できていない人には、
「この本を片手に闘っても通じないかもしれないな」というのが、感想。
その点に関しては、ほとんど語られないため
読み進める間に、私の悩みは日本独自の悩みなのかもしれないという思いになりました。
日本は欧米と違い、個人が主体的にネットワークを作らなくても
仕事のネットワーク(肩書など)で、
ある程度の仕事が流れる傾向があるのかもしれません。
(年功序列などによる就業意識の違いでしょうか?)
一方で、既にネットワーキングの力を理解し、より一層磨こうと思う人には
とても良い本のように感じます。
何よりも、本著は"主体的に"ネットワークを磨く事の大切さを教えてくれます。
そして「この本ならでは」の点は、
それをさらに利用しようと提言している点ではないでしょうか?
例えば、他のレビュアの方も書かれている「マイ役員会づくり」や
「組織ネットワーク分析」は、私にはとても興味深かったです。
さらに、後半に著者が挙げている10の未来予測も大変面白かった。
例えば、
「GPSと、データベースなどを活用して、"会うべき人"が近くにいる場合には、教えてくれるようになる」など
「つながる事」の大事さをますます深めてくれます。
【個人的な学びメモ】
・P&G の[Connect + Develop],[InnoCentive]という取組み
(本著の中では、簡単な紹介のみ)
・個人的なネットワークは自ら作っておく
・まず、現状認識のためにマッピングする。
・ネットワークは生モノであり、随時メンテが必要
・「マイ役員会」「組織ネットワーク分析」
・ヴァーチャルなネットワーキングの取りかかりは、既存のネットワークで試す事。
そして、まずその人たちしかアクセスできないようにする。
・ネットワーキングする事がビジネスになる。デバイス、ソフトも発展。
・GPS、DBなどとの連携
・そして、Face2Faceへの回帰が始まる。