現在のところ,申請手続きの煩雑さ,税制上のメリットのなさ,当面の活動に必ずしも必要ではない,などの理由から,実際に法人格を申請する市民グループはまだ少ない。だが,長期的な視点で社会貢献活動を考えた場合,行政のパートナーとしての民間団体が社会的信用のある法人格をもつことはきわめて重要な条件となる。民間団体が法人として認められるということは,その団体が社会に正式に認められることを意味するからだ。法人格のない団体は,その名前では契約一つできず,基本的人権さえもたない存在にすぎない。
本書はNPO法の成立を機に,これからNPO法人をつくろうとする人々に,発案から申請,認証までのノウハウを詳しく紹介した,タイムリーな一冊。 (ブックレビュー社)
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本書が優れている点は、解説が具体的で、わかりやすいところです。また、定款などは、初めてNPO法人をつくる人には、どうすればよいのか
甚だ迷うところですが、本書では、どこに着目して作成すればよいのか、わかりやすく解説されており、安心して作業を進めることができま
した。
ただ、残念なことに、NPO法は毎年のように改正されているため、本書の内容にも、若干現実と適合しないところがあるようです。本書を活用
して、NPO法人の設立を目指される方は、念のため、情報が正確かどうか、最新の情報を確認した方がよいと思います。
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