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NO CALL NO LIFE (角川文庫)
 
 

NO CALL NO LIFE (角川文庫) [文庫]

壁井 ユカコ
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

携帯電話に残された見知らぬ声からの留守電。この奇妙なメッセージに引き寄せられて出会った少年と少女。つたなくも激しい恋に落ちた二人は大人達に背を向け広い世界に飛び立とうとするが…。永遠の愛を描く傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

サンタさんにお願い。クリスマスにおかあさんを届けて。高校3年の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれて、佐倉有海は学校一の問題児・春川と出会った。心に同じ欠落を抱えた2人は互いの傷を埋めるように惹かれあうが、それはあまりにも拙く刹那的な恋だった。時を超えた留守電の真相が明かされる時、有海の衝撃の過去が浮かび上がる…。痛々しくて、たまらなく愛おしい、涙のラブ・ストーリー。

登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/7/25)
  • ISBN-10: 4043943024
  • ISBN-13: 978-4043943029
  • 発売日: 2009/7/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 473,215位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rate
形式:文庫
高校生の、いまどきの登場人物が出てくるお話です。
本当は他の人を好きだったのに、とある人に惹かれていってしまう。
会いたくても会うことができない...。どうして、なんで。と、もどかしく悲しくなってしまいます。
同じような経験を経たからでしょうか。共感し、悲しみに涙が出ました。

現代社会の中へ不思議な要素を取り入れたことで、もちろん若い方から、恋愛に興味を削がれてしまった方、いまの時代に疲れてしまった方、もうとにかくどなたにでも読み易くなっていると思います。

大判と文庫、両方購入してしまうくらいにお勧めな商品です。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sagitta
形式:文庫
著者は電撃文庫なんかで小説を書いていた人で、
最近よくある「ライトノベル作家が単行本を書く」
という動きのひとつだと思う。
著者のデビュー作「キーリ」は読んだことがあって、
心情描写がとても丁寧な人だなぁと思っていたので、
かなり期待して読み始めた。

うん、確かに心情描写がとても巧みだ。
主人公の有海や登場人物の春川の、
「決して悪人ではない、でもどこか壊れている」
という描写がとても真に迫っていて、
ああ、実際にこういう子がいるのだろうなぁと思わせる。
だけど、この作品をライトノベルとしてではなく
単行本として出したのが不思議だ。
何故かと言えば、これが「中高生の共感を生むことはできる」作品だろうからだ。
登場人物を自分たちに近しい存在であると感じて、
感情移入する分にはとてもよくできた作品であると思う。

だけど、僕のような大人が読むと、
主人公たちを取り巻く大人たちのことがどうしても気になってしまう。
この作品に、まともな大人はひとりも出てこない。
だから主人公たちは若い世代にありがちな、
「大人は信用できない」という意志をどんどんと強固にしていき、
そして悲劇に突き進んでいく。
大人は救いようがないほど愚かで、そんな彼らに対する「抵抗」としての暴力は、
作品中では肯定されているような感すらある。

偶然かもしれないが、物語全体の構造として
乙一氏の「CALLING YOU」とやたら類似点があるのも少し気になった。
だが、あちらが物語のギミック以外の部分は全て「ありそうな話」だったのに対し、
こちらはどうにも「機械仕掛けの神」つまり、ご都合主義な部分を感じてしまった。
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