前作
これで話せる!英語のバイエル 初級 (CDブック)の続きです。
コンセプトは前作と同じです。レビューも書いているのでよかったら参考にしてみてください。
前作との違いは、
○文法事項の網羅性が高く、解説が丁寧
○例文が豊富(200文の例文の一つ一つに対し補助例文が付いています。数えてはいませんがトータルで600くらいにはなるかと思います)
と言ったところです。
レベル的には初級編を少しだけ難しくしたといったくらいで、
初中級編から始めてしまってもよいのではないか、と思いました。
私は初級から取り組んでいますが、しつこく取り組んだおかげで英会話力が各段に上がりました。
間違いなく効果はあると思います。
(普段英語に触れる機会が多く、リーディングは得意でした。厳密に言えば、この教材がきっかけで蓄積されていた知識が会話に反映されるようになったのだと思います。)
しかし、まだまだ高度な会話は出来ないので、これからもバイエルシリーズに取り組んでいこうと思います。
このシリーズは分類上暗唱教材です。
ハッキリ言ってバイエルシリーズにこだわらなくても(瞬間英作文シリーズとか他の教材でも)でも英会話力は伸びると思います。
しかし、バイエルシリーズにしかないメリットが確かにあるのです。
○例文が少な目に抑えてある
他の暗唱教材と比して200文と少な目です。
これだけでいいんだという安心感も生まれモチベーションが持続しやすいと思います。
○文法事項の網羅性の高さ
例文が少ないにも関わらず、話すのに必要な文法事項をほぼ網羅しています。
網羅性が高いのにもかかわらずここまで例文数を絞った教材はなかなか無いと思います。
○ネイティブの気持ち、感覚で話せるようになる
これが最も特筆すべきメリットだと思います。
ただ暗唱するだけではなく、ネイティブが英語発する時の感覚もしっかり解説してあり、
応用力がつきます。
私も初級編を極めた効果として、色んな文を自在に作れるようになりました。
終了した時に得られる自由度の高さはこの教材ならではだと思います。
この本を取り組む前に、ネイティブスピーカーシリーズを読んだ方がよいという方もおられるようですが、
話せることを最優先とするならば、真っ先にバイエルシリーズに取り組むべきだと思います。
元々このバイエルシリーズは
英語を話す必要に迫られているのに、英語の勉強にかける時間が無いという人のために作られた本です。
分厚い文法書から始めなくてもいいようにと、解説もしっかりしています。
もし不明な文があれば他の本で調べるというようにして、この本をベースに取り組めばいいと思います。
ただ、特に英語を話す必要に迫られておらず、英語の勉強に費やす時間もあるという方、
英語がとにかく苦手だという方(取り組んでみてやっぱ例文を理解できないという場合)
にはあらかじめ文法の勉強をするのは有効だと思います。
文法事項なら
一億人の英文法―すべての日本人に贈る「話すため」の英文法 (東進ブックス)基本語彙ならネイティブスピーカーシリーズ(前置詞、英語感覚、基本動詞)
あたりがお勧めです。
もちろん勉強法は人それぞれですが、
一番危険なのはこの本を読み物として終わらせてしまうことです。
話すためにはしつこく音読し、文が反射的に出てくるまで暗唱することは避けては通れない道だと思います。
その過程を経れば必ず会話にブレイクスルーをもたらすと思います。