…が、追跡 A to Z オンエア版のテーマだと思います。それが、そう言うテーマのドキュメンタリーにしたいのか、科学教材ビデオにしたいのか、どうもはっきりスッキリしない作品に変わってしまった印象を受けました。
追跡 A to Z を見逃した方は買ってOK、ご覧になった方は買わぬが吉。
内容そのものについては、上の『商品の説明』欄に記されておりますので省略。
他の方も書かれていますが、内容的にはほぼTVオンエアされたものを概ねそのまま流用。ナレーションとBGMを変更、鎌田キャスターによる説明部分をほぼ差し替え、はやぶさの概略仕様などの説明を加えたりしています。
特典映像に若干追加がありますが、単にサイエンスZEROで使われたものと追跡 A to Z オンエアでカットされた部分を付け足しただけのような感じです。
中高生向けの科学教材ビデオとして見ればまぁまぁかな、と言う気もしますが、しかし音楽が安物教材ビデオ的にややチープになってます;と言うか、音響担当の選曲(若しくは楽曲制作指示)センスが悪いと言うことかも知れませんが。
オンエアをご覧になっていない方・見逃してしまった方には、内容的には悪くないと思いますが、幾らナレーションを差し替えたり、ナレーションの台本を若干変えたり、音楽を変えたりしたからと言って、これで3千円超は…。
DVDですので、当然地デジより画質は落ちます;まぁ、これは未だオタ以外ではイマイチ普及が進んでいないBDよりDVDの方がより多くの人に視聴してもらえる・はやぶさを知ってもらえる、と言う意味では決して悪い選択ではありませんが…。
また、折角ナレーションを差し替えているにも拘らず、(これも他の方が指摘されている通り)はやぶさが持ち帰った砂粒は『イトカワのものである“可能性がある”』と言う言い方しかされていません。この点については、ナレーション録り直しの時点では恐らくもう確定していたでしょうから、変更しておいて欲しかったです(いや、制作の都合上確定前に録ったのかも知れませんが)。
オンエアのエアチェックは、もう何度も見て、その都度涙したんですが、これは…ちょっと『泣ける』ってもんじゃないかな、残念ながら。むしろ、オンエア版では『諦めない難しさ・尊さ』(by矢野創さん)が一本の芯となっていたように思いますが、本作では焦点が複数に分散してボケてしまったようにも思います;中途半端な、学生向けと社会人向け両用の教材ビデオグラム、みたいな。
でも、元が良いので、基本的な内容自体は良くまとまっています。そう言う意味で、取り敢えず★3つは『一応』ってことでつけさせて戴きました。
繰り返しますが、オンエアをご覧になった方、特にエアチェックが残っている方は敢えて購入する必要無し。ご覧になっていない方・見逃してしまった方は購入してもさほど損は無いかと。
…でも、どうせならいっそ、追跡 A to Z とサイエンスZEROを、オンエア版そのままでカップリングして、1,980 円程度でBDで出してくれた方が良かったな〜。