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NHK-DVD ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~[劇場版]
 
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NHK-DVD ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~[劇場版]

国分拓 DVD
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 3,990
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登録情報

  • 監督: 国分拓
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • DVD発売日: 2010/08/04
  • 時間: 120 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B003MUWJ72
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 11,344位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

NHKでの放送直後より多大な反響を巻き起こし、劇場特別公開時には全て満員となった、問題作にして傑作ドキュメンタリーが、劇場版で待望のDVD化。

アマゾンの最深部に1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族がいる。欧米人に“最後の石器人”と呼ばれているヤノマミ族だ。現在ヤノマミ族は2万人。40~200人でひとつの集団を作り、ブラジルとベネズエラにまたがる広大なジャングルに分散して暮らしている。
撮影陣はその一つ、ワトリキ(風の地)とよばれる集落に150日間同居し、彼らの言葉を覚え、彼らから分けてもらった食糧を主に食べながら撮影を続けた。森の中、女だけの出産、胎児の胎盤を森に吊るす儀礼、2ヶ月以上続く祝祭、森の精霊が憑依し集団トランス状態で行われるシャーマニズム、集団でのサル狩り、深夜突然始まる男女の踊り、大らかな性、白蟻に食させることで天上に送る埋葬…。
そこには私たちの内なる記憶が呼び覚まされるような世界があった。笑みを絶やさず、全てが共有で、好きな時に眠り、腹が減ったら狩りに行く。そんな原初の暮らしの中で、人間を深く見つめてゆく。
(※ブラジル政府、および部族の長老7名との10年近い交渉の末、テレビ局としては初めて長期の同居が許されたものです。)

放送文化基金賞優秀賞受賞作品
■発売元:NHKエンタープライズ

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

1万年以上にわたり独自の文化と風習を守り続けている奥アマゾンの原住民族「ヤノマミ族」に密着したドキュメンタリー。150日もの間集落に滞在して取材を行い、原初の暮らしに迫る。NHKで放送され反響を呼んだTV作品を劇場公開用に再編集してDVD化。

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ヤノマミとは人間という意味である、というのがこのドキュメンタリーの命だろうと思う。現地で取材された方々には敬意を表したい。

アマゾン奥地の先住民であるヤノマミ族の記録であって、殺した新生児をシロアリに食わせるとか狩りの獲物である動物を解体するというような、現代の日本人にとってはあまり馴染みのない映像が含まれてはいるけれど、記録されているのは人間の日常生活です。現代の日本人がごく普通にやっていることと、実は本質的には同じなのではないかと思う。

日本では分業化されていて表面的には見えない状態にはされているけれど、我々は、豚や牛や馬を殺して肉を食べているし、自分たちの子供も殺している。堕胎は、特に11週までの胎児については、ごく手軽な書類を用意するだけで可能なことであって、全国の産科医が日常的にやっている。厚生労働省の人口統計資料で堕胎数を調べると、つい50年ほど前には出生数の7割以上の命が堕胎で中絶されていたし、2006年でも出生比25.3%の命を人工妊娠中絶で消している。受胎した命のおよそ半分を生かし残りを殺すヤノマミ族と現代の日本人とに大きな差はない。人と人でない物の境界が少し違っているだけのことです。歴史的にも、幼い子供の命を奪うこと、すなわち間引きによって自分たちが生き延びるということを、少なくとも江戸時代までは全国でやっていた。

地で生き、天で生き、最後は虫となって消える、というヤノマミ族の思想は我々にとってむしろ馴染み深いもののように感じられる。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最初に「ヤノマミ」に出会ったのは、NHKの地上波で放送されたときだった。
たまたまザッピング中に、木にシロアリの巣が吊るされ、雨に濡れている映像が映り(最後の場面だ)、それがなんだか分からないまま、とにかく心がザワついた。
ずっと心に引っかかっていたのだが、これまたたまたま録画していた友人にDVD-Rを借りて見たところ、そこに衝撃的な事実が描かれていた。生まれた子どもを人間として迎えるのか、精霊として森へ返す(殺す)のか、産んだ母親自身が決めなければならない。
わが子を可愛がるのは教育や文化ではなく、人間の本能としてDNAにプログラムされていると思い込んでいた私は、無理やり目を覚まさせられるような気分になった。
人間とはいったいなんなのか?
そんな重い気分にさせながらも、「ヤノマミ」が心に残って離れなくなった。
再放送があればまた見てしまい、映画館での特別上映にも足を運び、DVDも購入した。
なんで、こんなに「ヤノマミ」に心引かれてしまうのだろう?
最初は「子殺し」の衝撃に引っかかっていたのだが、そのうちヤノマミの子どもたちのいきいきとした瞳や笑顔により心が引かれていることに気が付いた。
この作品の監督である国分拓の書いた本「ヤノマミ」を読むと、「子殺し」の現場を見て以降、子どもたちを撮影することに傾倒していったことが書かれていた。
生と死が隣り合わせの世界では、生きることがより輝きを増していくのだろう。
この作品は、ただ特殊な民族を追ったものではなく、人間の生を見事に映し出したドキュメンタリーだと思う。

「ヤノマミ」の本しか読んでいない人はこのDVDを見るべきだし、DVD(番組)しか見ていない人は本も読んでほしい。より「ヤノマミ」に興味が湧くはずだ。

因みに監督の国分拓は、沢木耕太郎著「イルカと墜落」にも登場し、文庫本のあとがきに素晴らしい文章を寄せているので興味のある方はご一読をお勧めする。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ヤノマミは、同じ人類である以上、社会の縮図であると思う。
細かい決まりごとなどに違いはあるにせよ、人間として生きるための
そこで行われていることは、実際に我々の社会でも行われていることだ。

子殺しに関しても、むしろ文明を持った社会でこそ頻繁に行われ、
そこにはある種の倫理観を損なわない程度の、エフェクトが
かけられている。

それは、一部の人間がある一定の負担を背負うことで、本来ならば
身近にあるべき現実を見ないでよいことにしているという、
責任回避的な、よく言えば実行すべき問題の対処を役割分担することで
より多くの問題に対処できる環境に我々は住んでいる。
(我々は牛肉は良く食べるが、牛を殺したことは無く、
殺されるところを見たことも無い)

DVDを見た感想に戻ると、10年間かけて交渉した上での取材にしては
中身が薄いように感じる。

10年間あれば、現地の言葉を勉強する機会もあったのではないか、
なにがタブーで、なにがタブーではないかを見極めることも
出来たのではないのか。

ドキュメンタリーというのは元々、取材対象に深く、内部まで入り込み、
真実や、その真実から見えてくるものについて、どう考えるべきなのか
現実の社会に対して問題を提示するものではないのか。

DVDを見ると、表面上の綺麗ごと感が鼻につく部分が多く見受けられる。

彼らの中に入り込めないのであれば、それがなぜなのかという点について
客観的に、文明側の視点から冷静に見てゆく必要があるし、入り込む
余地があるのであれば彼らから見た文明というものを探り出すべきだと思う。

(怖くて聞けなかった、入り込めなかったというのであれば、もともと
ヤノマミを取材するということ自体がばかげている。戦地に取材に
言った人が怖いからホテルにこもっていたというのと同じではないのか)

見ると、普通にハーフパンツも穿いており、一部の文明的なものも
取り入れているように見える。

であれば、今の生活に疑問を持っている若者もいるだろうし、
子殺しについても、本当に彼らが言っていることを、村の人すべてが
信じているのか気になるところだ。

とにかく、せっかく貴重な取材機会なのに、どういった事情があるにしろ
あたりさわり無い部分の取材に終始している点が、惜しまれる。

とは言え、このDVDでも触れられているが、ヤノマミの取材自体が
なかなか困難な状況のため、DVDのヤノマミの映像などは貴重な
資料であり、根源的ななにかを訴えてくる問いかけであり、
今現在の社会の現状の問題が見え隠れするという意味で、
是非、一度は見ていただきたい映像ではある。
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