この作品は、私が小学校1~2年生のときに放映されていたものですが、その年齢ながら、リアルタイムで毎週欠かさず観ていた記憶があります。それほどこの作品は衝撃的で、惹き付けられるものがあったのでしょう。渡辺謙さんの演技は若々しく、何より迫力のある目が非常に印象的でした。また政宗の晩年を演じているときは、本当に20代後半の人の演技だろうかと目を疑ってしまうほど、卓越したものでした。脇役陣も素晴らしく、中でも西郷輝彦さんの演じる片倉小十郎はまさに政宗の片腕としてふさわしい、凛とした存在感がありました。負け戦で逆上する政宗の前にどかっと座り、「匹夫の勇あらずしてなんぞや!!」と言い放つ・・・生涯忘れることのできないシーンです。登場人物それぞれが、それぞれの正義のために生きる、そうした人間のどうしようもなく熱いものを存分に表現した作品です。実は我が家には当時録画した総集編は保存版として保有してあるのですが、その中で「あれ?他にもこんなシーンあったよな?」と思うことがあります。そのため、総集編では物足りなさを感じていました。全話、完全版の登場を心待ちにしていました。私が役者という道を選択した理由の一つであるこの作品、私は迷わず買います。