NHK特集・スペシャルでも、
美術館番組のテーマ曲を数点ずつとりあげた作品集です。
このシリーズが好きだった自分には
とてもうれしい企画アルバムです。
特に目当ては、「ルーヴル美術館」のテーマと
「プラド美術館」のテーマ。
「ルーヴル美術館」のテーマ(エンニオ・モリコーネ作曲)は、
日本未公開の映画「ラ・カリファ」サントラの中の一曲を使用したもので、
この番組に取り上げられて人気が出た曲です。
哀愁を帯びた美しい旋律の曲です。
当時テレビを見ながら美の回廊を歩いている気分になっていた日々が思い起こされます。
自分にとっては、「美術館」や「展覧会」というものに対するイメージ曲になっています。
番組ではジャンヌ・モロー、中村敦夫など
毎回当時日仏を代表する俳優陣が美術品の紹介を行っていました。
この俳優陣の吹き替えも印象強かったのですが、
CD同封の説明文中に声優陣の名の記載もあって、
ちょっとうれしかったです。
また、「プラド美術館」は特にオープニング曲、
ベラスケス始めスペイン絵画の数々が青い炎の中に浮かび上がる映像と
牟岐礼さんのバロック風音楽が素晴らしくマッチしていました。
江守徹さんのナレーションが印象的な番組でした。
番組別に3曲ずつ入っていることから、
趣向・雰囲気が異なる曲があるので違和感を持つ人も
いるかもしれませんが、
この番組が好きだった方や、
美術好きの方で美術館・博物館の名を聴いて
すぐイメージできる人には、よいかと思います。