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NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 第3集 エレクトロニクスが戦を制す ~マリアナ・サイパン~ [DVD]
 
 

NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 第3集 エレクトロニクスが戦を制す ~マリアナ・サイパン~ [DVD]

山本肇 DVD
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 3,990
価格: ¥ 3,966 通常配送無料 詳細
OFF: ¥ 24 (1%)
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NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 第3集 エレクトロニクスが戦を制す ~マリアナ・サイパン~ [DVD] + NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 第1集 大日本帝国のアキレス腱 ~太平洋・シーレーン作戦~ [DVD]
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登録情報

  • 出演: 山本肇
  • 形式: Color
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: NHKエンタープライズ
  • DVD発売日: 2008/08/22
  • 時間: 49 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B001AE6HQQ
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 138,108位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

“NHKは何を伝えてきたか”をテーマに、「NHK特集」「NHKスペシャル」の名作をDVD化したシリーズのNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」をピックアップしたシリーズ第3巻。日米双方の技術開発の思想を探り、技術の面から太平洋戦争を捉える。

内容(「Oricon」データベースより)

太平洋戦争のターニングポイントとなった戦局や出来事から日本の敗因を分析し、歴史の教訓を探るシリーズ。第3集は、日本の敗戦を決定付けたマリアナ沖海戦の背後にあった日米の技術開発の思想を探り、技術戦争としての太平洋戦争の断面を明かす。


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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 日本のマスコミと呼ばれる新聞やテレビ放送局が、権威を失って久しいが、それは何時なのだろうか?
それを知りたい方は、このDVDを見ることをお勧めする。

 まず、このテレビ番組で取り上げられていない日本のレーダー開発の敗因の概略は三つある。

 一つ目の敗因は、日本の軍部を含めた政府全体の開発体制の不備である。
第2次世界大戦時、日本のレーダー開発は3つの組織が携わっていた。海軍、陸軍、そして政府(技術院)である。
 終戦までにレーダー開発に軍部は一定の成果を収めたが、技術院を始めとする政府系開発機関は、全く成果を生むことなく敗戦を迎えた。
 この様な三者鼎立の開発体制は戦時中から問題視され、レーダーを含めた科学技術研究の一元管理を行うべしとの声が政府内部から上がったが、実現しなかった。軍部は、積極的でなかったことに加え意外な官庁が、この提案を否定した。文部省(現・文部科学省)である。
文部省は「技術と科学は異なる」との反対論を展開し、政府の科学技術研究の一元管理は、画餅と化した。
 これは今日に繋がる典型的な縦割り行政の宿痾が、遺憾なく発揮された事例であるが、この番組では何故か一言も出てこない。単に「セクショナリズム」の一言で片付けている。
 更に付け加えれば、この放送の中で、NHK自身が日本軍のレーダー開発に協力したことは、一言も出てこない。

 二つ目の敗因は、番組中にアメリカ軍と日本海軍のレーダーを比較する実験として、PPIスコープとオシロスコープを比較した実験を行っているが、これこそまさに日本海軍の敗因の一つである。
 当時から、波長の短い電波を用いたPPIスコープ(マイクロ波レーダー)が波長の長い電波を用いたオシロスコープ(デカメートル波レーダー)より勝っている事実は、日本海軍の軍人達も百も承知であり、これの開発を望んだのである。問題は、番組内にナレーションにあるような軍人の無理解でなく、それを早期実現できる可能性を楽観視していた点にある。
 当たり前の話であるが、レーダー開発では電波の波長が短ければ短いほど、クリアすべき技術的な課題が多くなる。ドイツ軍や日本陸軍は、極めて短い波長のマイクロ波レーダー開発に手を出さず、(ドイツ軍は波長50センチ以下のレーダーを新型真空管マグネトロンを、撃墜したイギリス空軍爆撃機から鹵獲してから開発開始)アメリカでさえマイクロ波レーダーの自力開発が出来ず、イギリスからの技術供与(新型真空管マグネトロンの供与)によって何とか開発できた有様であることを考えれば、いかに問題のある決定である容易に理解できるが、無論、番組中ではそのようなことは触れていない。
 日本海軍を批判的な視点に立つ番組で、日本海軍軍人と全く同じ過ちの情報を再生している場面はドキュメンタリーではなく、もはやギャグである。

 三つ目の敗因は、レアメタルの不足である。
 第2次世界大戦時の日本が生産した真空管は、非常に信頼性が低かったことは知られているが、これの原因が銅の不足にある。真空管のリード線は銅を用いるが、銅の代用品として、鉄線を用いていた。本体の銅に鉄線をハンダ付けするが、その際に酸を使用するため、腐食して切れてしまう。
 さらに日本海軍の使用する真空管は、ガラス真空管を主用した陸軍と異なり、全て金属真空管だったため、ニッケルやコバルトの不足が直撃し、容易ならざる事態に追い込まれた。
 この事実は、第2次世界大戦時から現在に至るまでの日本の国家的な技術的課題であるレアメタルの代用品やレアメタルを使用しない工業製品が必須であるという重要な教訓が含まれているが、これまた番組内では何故か無視されている。

 ここまで述べてきたことは、後世の日本人にとって極めて重要な教訓が含まれている。
 特にレアメタルの不足が何をもたらすかをこの番組で積極的に取り上げれば、レアメタルの代用技術を進める機運が生まれ、その後、2010年に日中間で生じたレアアースの供給問題で日本が不利な立場に立たなかった可能性すらあったことを考えると、重要な機会を逸した非常に問題のある番組ではないだろうか?(1992年に'ケ小平は、南巡講話で「中東に石油あり、中国にレアアースあり」と発言している。)

 この番組を見た評者の評価は、日本人が知らなければ成らない教訓を何ら触れていない、この番組価値は見出し難いのが、率直な感想である。

 最後にこの番組で触れられているVT信管について、事実を語って評価を終わりにしたい。
 マリアナ沖海戦においてVT信管で撃墜された日本海軍機をアメリカ海軍の公式文章が、何機と算定したかご存知だろうか?

 私の記憶が正しければ「1機」である。

 この事実がこの番組の本質を示していると考える。即ち、この番組に「事実」はあっても「真実」はない。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本が戦争に負けたのは誰でも知っている。しかしなぜ負けたのか、どんな風に負けたのかについては今でもどれだけ
の日本人が実感として捉えているだろうか。私自身この番組を見るまで正直ピンときていなかったと思う。例えば子供の
頃プラモデルで人気があったのは戦艦大和やゼロ戦・・・正直アメリカの軍艦や飛行機はイマイチ魅力がなかったからだ。
芸術の粋に達するほどの優秀な兵器を作る技術と人材、それに加え世界一勇敢で命知らずの兵隊がいたのになぜ負け
たのだろうかと・・

一般に日本が負けた主な原因は資源の有無や工業生産力など国力において圧倒的な差があったからだといわれており
それは間違いなく事実ではあるが、しかしこの番組を見てからはそういった条件が仮にアメリカと同等であったとしてもとう
てい勝ち目はなかったのではないかと思い知らさた。それほど圧倒的な「違い」があった。それは戦略・戦術や頭の良し悪
しなど超えた国家的遺伝子レベルの違いとでもいうしかないのか!とにかく日本人の思考回路を良い意味で破壊してくれ
る衝撃の一巻だと思う。

当シリーズはNHK DVD-BOX 「映像の世紀」全11集同様国民の全てが一度は見ておきたい貴重な作品郡だが、両作とも
オンデマンドで気軽に視聴できる。
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