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NHK、鉄の沈黙はだれのために―番組改変事件10年目の告白
 
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NHK、鉄の沈黙はだれのために―番組改変事件10年目の告白 [単行本]

永田 浩三
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

事件から一〇年がたとうとしているいま、あらためて、NHKはだれのためにあるのかを問いたい。沈黙はなにも解決してくれない。毎日毎日人の道を説き、社会のありようを提言しつづける放送局が、ふだんの多弁とはうって変わって沈黙を守りつづけるのは、どう考えても不自然だ。いま、すべてが語られねばならない。番組はなぜあれほど無惨に書き変えられたのか。事件後になにがおこなわれ、なにがおこなわれなかったのか―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

永田/浩三
1954年大阪生まれ。東北大学教育学部教育心理学科卒。1977年NHK入局。1981年、ラジオ・ドキュメンタリー『おじいちゃんハーモニカを吹いて…』で芸術祭賞・放送文化基金賞。ディレクターとして、『ぐるっと海道3万キロ』(アジア放送連合賞)、『日本その心とかたち』、NHK特集「どんなご縁で」(テレビ技術大賞)、『NHKスペシャル』の「又七の海」「社会主義の20世紀」などを担当。1991年からはプロデューサーとして『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』を担当し、多くの番組を制作する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 286ページ
  • 出版社: 柏書房 (2010/07)
  • ISBN-10: 4760138412
  • ISBN-13: 978-4760138418
  • 発売日: 2010/07
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 誠実だが無力なひとりごと 2010/10/11
形式:単行本
恐らくはこれまでに日常的に大なり小なり行なわれて来たであろう国家権力を傘にきた、永田町一族の放送内容への介入。なにもnhkだけがターゲットではない。民放では日常茶飯事であろう。その氷山の一角を明確に白日のもとに暴き出した「ETV特集事件」。その渦中にあり、だれもが現場の「主人公」であると考えた人物の、事件から10年後の回顧談である。素朴な関心だが「放送間際にだれが改編の最高指令を出したのか」という重要な問いに、この書はかなり明確に答えている。最高権力者と現場との板ばさみになったその証言者はおそらくは、この事件の精神的なストレスもあって昨年末にガンで死去。だから著者は社会的にオープンに出来たともいえよう。だがどこか虚しい。筆者の誠実で前向きな性格はよく伝わっては来るが、それが社会的な有効性にまで高まらない。つまりは「ひとりごと」の限界がある。政治的な効果を狙って徒党を組むのは、著者の美学に反するのであろう。だが著者を「馬鹿で幼稚な奴らだ」と高笑いしている関係者の顔が目に浮ぶ。そして仏門に入った現場責任者のように人生の贖罪を果している訳でもない。この書は組織内に身を置く志ある人々が「反面教師」にすべき好著であることは間違いない。苦い読後感が残るが・・・。
PS なお事件のNHK内での経緯の詳細は以下のHPで語られている姿が、真実に近いと思われる。参考までに。[佐藤隆三「その時NHKでは何があったか」]
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47 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 口をつぐんでいる元上司たちよ 2010/7/30
By ほい
形式:単行本
著者の永田浩三さんは、改変された番組(問われる戦時性暴力)のNHKのプロデューサーでした。上司の命令に従い、番組をずたずたにカットしてしまいました。後に朝日新聞の報道や長井デスクの記者会見に刺激され、裁判で知っている事実を語り、左遷され、早期退職しました。

政治家がNHKに圧力をかけ、NHKがトップレベルの判断で番組を改変したのは事実でしょう。しかし政治家は見え透いた嘘をつき、NHKは圧力など受けなかったと言い張り、NHKとマスコミ各社は朝日新聞を袋叩きにして、一件落着としてしまいました。

あの事件はいったいなんだったのか、理不尽な圧力を受けた時、人はどうふるまうべきか、権力者の無恥な行為がどれほど人を傷つけるのかなど、さまざまなことを考えさせられました。

この事件では、最終的には全ての大手マスコミが権力者に寄り添って隠蔽に加担しました。魚住昭氏が公表した朝日の取材記録も、皆で黙殺し、無化してしまいました。なんと不様なこと。この国はどこまでいんちきなのでしょう。

永田さんが勇気を振るってこの本を書いてくれたことを高く評価します。残念ながら永田さんはNHKのトップや政治家と直接話しをしていません。それは永田さんの上司たちでしたが、そろって口をつぐみ、一部の人は既に墓場へいってしまいました。

今も口をつぐんでいる人は、ぜひ事実を話して欲しいです。それは日本を良くすることに資するでしょう。権力者に振り回され、嘘つきのまま死んでゆくのは残念だと思いませんか。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
2001年1月にNHK教育テレビ・ ETVシリーズで放送された「問われる戦時性暴力」は、自民党の二人の政治家の圧力によって内容が改変されたとされ、2005年に朝日新聞の報道によって、政治の影響力とそこに諂うNHKの姿が明らかになったが、その後頬被りをした大手メデイアの姿勢と、本筋を外れた最高裁判決によって、うやむやになっていた。
この本は、番組のチーフ・プロデューサーであった著者が、当時の記録とその後の関係者との接触によって、番組改編の支持を出したNHK幹部は誰なのかを突き止めようとするドキュメンタリーであり、回想録である。執筆は事件から10年の後であるにもかかわらず、驚くほど克明な記録と鮮明な記憶力に支えられ、NHK幹部と現場関係者の発言が生々しく再現されている。 
評者が最も知りたかった「自民党の二人の有力議員から番組の改編要求・圧力は実際にあったのか」という疑問に関して、著者・永田浩三氏は、関係者の証言・朝日新聞本田記者の録音テープなどを通じて、ほぼ間違いないと思われる状況証拠を積み上げている。安倍官房副長官(当時)中川昭一代議士(当時)、二人の自民党有力議員から、NHK海老沢会長・松尾放送総局長ら幹部への圧力はあったと思わざるを得ない。惜しむらくは、火を見るより晶かと言える程の確証が提示されていないだけだ。
本書に出てくる、2005年1月に完成されたというNHK職員有志による番組改編事件の真相究明文書を読んでみたい。著者らが真摯に政治とジャーナリズムの問題を考える、その姿勢が垣間見えるに違いない。
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5つ星のうち 5.0 スーパーマンはどこにもいない。だが、、、
ジャーナリズムの世界を内側から描いた作品は数多ある。その中にあって、本書は類い希な良書だと思う。筆者の誠実で、理性的で、しかしどこか卑弱な性格も隠すことなく描かれ... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 高田昌幸
5つ星のうち 1.0 ジャーナリストと名乗る資格なし
う〜ん、書いている内容が、おかしいと思わないんだろうか?

ある意味自由な番組を制作していたとも言えるけど、「活動家」と... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: jおじ
5つ星のうち 1.0 時の流れを考えると
まずあまりにも時間がたちすぎていて、「今さら何を」と思わざるをえない。根本的にNHKがあまりにも偏った内容の番組を制作して、放送しようとすることが問題では。反対に... 続きを読む
投稿日: 2010/9/19 投稿者: TTK
5つ星のうち 5.0 大変スリリングな展開で読ませるし考えさせられる
制作者の意図を無視して改変を余儀なくされたテレビ番組。
その背景には政権の圧力があったのか。それとも主因はNHK に蔓延する悪しき体質か。... 続きを読む
投稿日: 2010/8/5 投稿者: Gori
5つ星のうち 5.0 勇気ある「告白」に心うたれました。
 地方都市の市議会議員をしています。... 続きを読む
投稿日: 2010/7/31 投稿者: 武井誠
5つ星のうち 5.0 やっぱりNHKは嘘つき!
10年前に友達と受信料を払ってるか、どうかで、話している時に、この問題がおきました。... 続きを読む
投稿日: 2010/7/31 投稿者: ビッグママ
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