.NET Framework の設計やコーディングの基準となり得る決定的な本だと、発売前からかなり期待をしておりました。
発売前から目次を見て、これは MSDN の.NET 開発者ガイド「クラス ライブラリ開発のデザイン ガイドライン」を基にした本だと思っておりましたが、案の定、完全ベースにしておりますね。
もともと下地が機械翻訳?とはいえ日本語化されてた上に、.NET の設計に関する話もネットや書籍で広く論議されるようになってきたので、
本書は MSDN より遥かに読みやすくなっているだろうと期待していただけに、まるで機械翻訳のような文章を見て大変がっかりしました。
例えばタイトルに書きましたが、「良い設計のフレームワークの設計は高くつく」
ここは「良いフレームワークの設計は高くつく」でいいんじゃないの?
また、「ほとんどのフレームワークは力不足になるということがありません」
直訳してるんだろうけど「ほとんどのフレームワークは『機能不足』ということがありません」と意訳してもいいような・・・
私の読解力がないせいもあるだろうが、全編に渡ってかなり読みづらい文章になっている気がしてなりません。
ここ最近、日本人が日本語で書いた本ばかり読んでたせいか、物凄い違和感がするのは果たして気のせいだろうか。
4000円以上もする上、今後のチーム開発の標準とすべき本として考えると、こうも読みづらくては後進に勧めづらいです。
ともあれ、原著は .NET エンジニアにとって設計の基準となる本であることは間違いない。
この点では☆5ですが、読みづらさで☆を三つ差し引き☆2としました。可能なら翻訳し直しを希望します。