内容紹介
大型ハリケーン「カトリーナ」の来襲から2年。米国南部ニューオーリンズは、地盤沈下や海面上昇、ハリケーンの大型化に悩まされ続けています。「ニューオーリンズ 未来を模索する街」では、さまざまな問題を抱えながら、再生に向けて模索を続ける街の実態を生々しくも力強い現場写真とともに紹介している。また、特集企画「引き裂かれるパキスタン」では、イスラム社会が抱える問題にスポットを当てた。イスラム教徒の祖国として英領インドから独立して60年。イスラム穏健派と過激派の対立、度重なるインドとの戦争、歴代の軍事政権などに翻弄されてきたパキスタン。残酷なまでの格差社会の中で善良な市民たちがテロリストに変わっていく瞬間に迫る。「知られざるアリたちの驚異」では、25年間にわたってアリを観察し続けてきた昆虫写真家マーク・W・モフェットが、アリたちの小さな体に秘められた驚異の能力を教えてくれる。一瞬の早業でエサを狩ったり、仲間の体を掃除したり、巣穴に細工して敵をだましたり…と驚くようなアリたちの生態を紹介している。また「インドネシア 生命あふれる海」では、インドネシアの東、ラジャ・アンパット諸島の海に生息する1000種類もの魚の姿を楽しめる。この海の貴重さに気が付いた科学者たちが現在、積極的に進めている保護策を紹介する。「湿地に眠る不思議なミイラ」では、北欧の泥炭湿地からしばしば出土する不思議な湿地遺体について。黒光りするこの不思議なミイラは、これまでに数百体発見され、鉄器時代の謎めいた生け贄の儀式を今に伝える貴重な歴史的遺産といえる。
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