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NASA公認の宇宙人の証拠写真とあるので何か衝撃的なことでも書いてあるのかと思ったら、昔の電波少年のカッパ騒動程度の非科学的な写真や解説ばかりでした。
衛星探査機ホイヘンスの撮影した土星の衛星タイタンの地表の写真については「撮影された写真には川が写っている。川があるということは水がある。水があるということは知的生命体がいる!」のようなことが書かれていますが、タイタンにある液体は液化メタンに液化エタン、要は液化天然ガスです。更に地表温度は零下179度なので、知的生命体はすめません。更にはアンデス地方で見つかったやたら細長い頭骨についても、まるで宇宙人の骨であるかのように書いていますが、古代のアンデス地方には神官などの特権階級は幼少のときから頭に固く布をまき、変形させ細長くする習慣があったということを知らないようです。
NASA公認を盾に似非科学に走るトンデモ本。僕の目にはそう映りました。そしてこの本の内容を信じ込み買ってしまう人がいるということ自体僕にとって衝撃的でした。・・・・・・買うな!疑え!
ただし、何もそんなに新しい話ばかりではありません。以前から指摘されていたものがかなり入っています。そんなことで、なにをいまさらと感じてしまいます。
火星上の建造物が写っているらしいという写真はかなり無理があるように感じます。自然現象による地形と考えてもいいようなものまでもっています。もちろんこういう本は何が何でも自説に結び付けなければならない宿命がありますので、多少の無理はするのでしょうが、論理の怪しさは隠せるものではありません。
UFOはあくまでUFOであって地球外生命体とは直接結びつくものではありません。
製本が立派なことだけは確かです。それを考えて星3つです。
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