普通に面白い短編映画でした。
穏やかな日常を描いた映画が好きな女性にお薦めです。
あと、私は女なので太鼓判は押せませんが、男性がご覧になっても抵抗なく観られるんじゃないかと思いました。
…あ、いや、18歳少年のほぼ一人芝居を成人男性がじっくり見てる図を、今想像してマジヤバイと気づきました。
えー、ご家族の目が気にならない男性はどうぞどうぞ。
【短編映画「White sand garden」】
「僕は気づいてしまった、人間が1人で巣箱を移れるということに(モノローグより)」
多分高校を出たての黒田映希という少年が、生まれて初めての一人暮らしで戸惑ったり寂しかったりしたのが、ちょっと落ち着くまでの話。
不動産屋さんとかお隣さんが居るものの33分ほぼ一人芝居、だけどシナリオのお陰で全然気になりません。むしろ自然。
就職も進学もしてなくて。
何となく一人暮らしをしてみようかな〜って、知らない町に来てみて。
友達からサーフボードをもらったからサーフィンやってみようかな〜なんて海辺でがんばってみたり。
でも電話以外話す相手居ないし、隣の部屋から変な音が聞こえるし、やべっ。なにこれっ。みたいな。
この怪音事件の解決で、新生活の不安で張り詰めてた空気が昇華。「あ〜そっか!」って、主人公と一緒にホッとなって何かを乗り越えた気分になれました。
演技と見せ方が上手なので、BGMは全編静かなピアノが入ってる位で効果音や演出に無理やり感がなく、そんな自然さが良い映画。
18歳の頃はドギマギしながら世間に出たよなとか、大昔の懐かしい自分を思い出しました。
今の佐藤健でしか撮れないお宝映画で、インタビューやメイキング、ドキュメンタリーもあり買って損なしでした。