山田五郎が梶原一騎(『巨人の星』『あしたのジョー』)を語りつつ今後のアニメへの注文をつけ、柴田理恵は『ドラえもん』から忘れられないエピソードを披露。石井克人映画監督が『ルパン三世』に言及しながら映画の可能性を語れば、本広克行監督は『機動戦士ガンダム』から受けた影響を、岡田斗司夫が『宇宙戦艦ヤマト』とガンダムについて熱く語る。
ほかにも、赤坂真理、庵野秀明、伊集院光、大林宣彦、カジヒデキ、佐伯日菜子、立川志らく、巽孝之、松村邦洋、みうらじゅん、リリー・フランキーらが登場、インタビュー、アンケートなどでお気に入りのアニメについて語っている。
登場するタイトルは1958年の『白蛇伝』から2001年の『メトロポリス』まで400本以上。『ルパン三世』、『機動戦士ガンダム』、手塚治虫作品、宮崎駿作品に関しては全作品データや名セリフ集を掲載したり、アニメ全体のサブジャンル相関図を年表形式で示したりと、工夫を凝らした構成は資料的価値も高い。
巻末のインデックスや年表を見るだけでも、忘れていたアニメへの思いを引き起こされる。本書を片手に、感傷的、または客観的に、アニメを振り返ってみてはどうだろう。(土田みき)
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