原題はそのものズバリ「息子」です。
邦題は「My Son あふれる想い」となりましたが,この“あふれる想い”が余計ですね。これを付けたおかげで,視聴者は“感動作品”かと錯覚してしまい,チャン・ジン監督が本来演出しようとしたブラックユーモアが,疑問視される結果となってしまいました。
確かにストーリー的には,『無期懲役の父親カンシク(チャ・スンウォンssi)が15年間服役していて,たった1日だけ息子との再会を許される。』という設定ですから,これはもう,お涙モノの感動作だと考えますよね。
しかし,そう簡単に泣かせてくれないのがチャン・ジン監督,大どんでん返しと驚愕のラストが待っています。
息子役を演じたリュ・ドックァンssiは,「トンマッコルへようこそ」の時と比べるとかなり大人っぽくなってますね。あまりイケメンだとは思いませんが,中々の演技派で今後が楽しみな役者だと思います。それから,彼の同級生で二人の美少女が登場します。謎の少女ミミ(ウリちゃん)と彼女のヨイル(ソウちゃん),二人の今後は目が離せませんよ。
おまけ:別れの日,二人がホームを並んで歩くシーンは,清涼里駅から江原道の南春川駅を結ぶ,京春線の簡易駅“花郎台駅”で撮影されたもので,ソウル市蘆原区(ノウォング)孔陵洞(コンヌンドン)にあります。
公式サイトの背景にも使われるなど,本当に美しい景色です。