ベラボウな安さですが、安物の粗悪品ではありません。
NYC、SonyスタジオでDSDの技術をつかってリマスターした2005リイシューの音源。
ジャケに妙なデザインが追加された企画シリーズなどでもありません。
モノラルのアナログからいろいろな盤があるので好みはあるかと思いますが
観客のざわめきや各奏者の配置も丁寧でごく真っ当な仕事のされたCDかと思います。
ライナーにはオリジナルLP掲載の解説に加え。ベースのロン・カーターによる2004年の解説が掲載されています。
激しい曲調の『Four & More』と同日のライブが分割リリースされており
こちらはどちらかといえば静のスタンダード曲のイメージが強いアルバムですが
アドリブやソロも全編を通し快調で、熱気を帯びた観客との一体感もあり
独特の高揚感を持った、単なるバラード集とは一線を画す内容です。
マイルス存命中、タモリがインタビューの機会を得た際
お気に入りとしてこのアルバムを挙げて
マイルスから「あれはいいアルバムだった、あなたは耳がいい」と褒められて照れていたのが思い出されます。
・Geroge Coleman(ts) ・Harbie Hancock(pf)・Ron Carter(bs)・Tonny Williams(dr)