63年と65年のニューポート・ジャズフェスからの編集盤。63年はTrack1、2と3。1と2は名作「Selflessness」(AS-9161)に入っている。そして3は78年に出た未発表集に収録されていた不完全Trackの完全版だが、残念なことにベースソロの音が歪んで聴き苦しい。本CDのトレーンのソロはこの3が一番凄いのに、本当にもったいない。65年はTrack5と6。5は「New Thing At Newport」(AS-94)に収録されているが、6は同じく78年に出た未発表集に収録されている。
さらに特筆すべきは音質とS/N比がかなり向上していること。ただし、トレーンのサックスの音色が若干ツルンとしていて、「Selflessness」のオリジナルアナログ盤を聴き慣れた耳にはちょっと違和感がある。アナログ盤のサックスの音色はもうちょっとザラっとしているのです。これが今回の担当マスタリング・エンジニアの好みの音なのでしょう。ただし、音全体はアナログ盤を凌ぐ音になっていると思われるので「Selflessness」や「New Thing At Newport」の既発盤CDをお持ちのかたは、この値段なら買い替えるべきです。ゼッタイ!!