こいつは、とても重たいアルバム。
レコードをターンテーブルに載せるのさえ重く感じられた。
それにもかかわらず、毎日のように聴いてしまう。
ロックにしても歌に違いはないのだから、ボーカリストの声に魅力が感じなければ聴かない。
ザ・バンドには、魅力的な声を持ったボーカリストが、なんと3人もいる!
曲ごとに、あるいは1曲の中のパートごとにリードボーカルが交代したり、
彼ら3人による男らしいハーモニーは、ザ・バンドの最大の魅力だと思う。
僕は3人の中でとりわけリチャード・マニュエルが好きで、
本作と茶色い2枚目は彼の活躍が目立っているから、ザ・バンドのアルバムの中でも際立っている。
どちらも1曲目と最後の曲でリードを取ってるのはリチャードだし、
リチャード作の楽曲も収録されている(これがまたいい曲なんだな!)。
ザ・バンドの真のリードボーカリストはリチャード、
茶色いアルバムの製作過程を紹介したビデオの中でリック・ダンコがそう言ってたし、
僕もそう思う。
リチャードはリードボーカリストの中のリードボーカリスト。
こんなこと書いてたら、また泣けてきた。
さ、アメリカン・ロックの最も重要なレコードを聴こう!
「ザ・ウェイト」のサビの印象的な輪唱、
「アイ・シャル・ビー・リリースト」のリチャードの美しいファルセットのソロに、
きっと魅了されることと思います。