1967年、TRAFFICの1stアルバムです。
TRAFFICは、THE SPENCER DAVIS GROUPを脱退したSteve Winwoodが中心となって結成された、英国のロックバンドです。
デビュー当時のメンバーは、
Steve Winwood (Organ, G, B, Piano, Harpsichord, Percussion, Vo), Jim Capaldi (Dr, Percussion, Vo),
Chris Wood (Flute, Sax, Organ, Vo), Dave Mason (G, Mellotron, Sitar, Tambura, Shakkai, B, Vo)。。。の4人です。
音楽性は、70年前後によくある「実験性に富んだ英国Rock」で、軸は英国ロックにあります。
ただ、各楽曲のアレンジ、サウンドの多彩さは凄まじく、Steve Winwoodの才能が炸裂しています。
(上記のパートを見ても、分かりますよね?)
各楽曲によって、Rock風、Pop風、サイケ風、プログレ風、インド風(中近東風?)などなど、
後期BEATLESやモッズ系、あるいは、Jazz Rockや初期プログレ etcを思い浮かべます。
また、あちこちでフルートが鳴り響くのは独特です。
寓話的な雰囲気を持った曲では、初期GENESISを思い浮かべる人も多いのでは?
(一方で、THE SPENCER DAVIS GROUPで魅せた、黒っぽさは減退しています。)
「TRAFFICの作品」としては、異色なので「☆-1」して、「☆4」が妥当だと思います。
ただ、「Steve Winwoodの作品」「当時の英国ロックの作品」として捉えると、文句なしに「☆5」です。
Steve Winwoodの有り余る才能が、総合的に発揮されている名盤です。
「Steve Winwoodファン」「70年前後のRockが好きな人」に、オススメです。
また、「70年前後のプログレ・Jazz Rockファン」にも、是非、試してもらいたいです。
「通好み」「Musician's Musicianな1枚」だと思います。
(参考)
私がレビューしているのは、(1)〜(10)がUK Stereo Version、(11)〜(22)がUS Mono Versionで、「全22曲・73分半強」です。