もう、奇妙キテレツとしか言いようがないです。
サム・ロックウェルが、明らかに作り物めいた鹿に、大真面目な顔してまたがっている写真を見ても分かるように、何とも風変わりな、シュールな映像てんこ盛り。
「ゴールデン・ボール」ってのは直訳そのまんま。この映画のタマならぬ肝です。
本作で絶倫王をサム・ロックウェルが嬉々として演じているのですが・・・
(『銀河ヒッチハイクガイド』でもすごい役だったけど、彼はこういうヘンな役が好きなのかしらん。)
出てくる人すべてが、どこかおかしい。
主人公が一番まともに見えます。実際、こんなSF小説を創作してるくらいだから、「一般的な少年」ではないんだろうけど。
売れないネグリジェのデザインをしていて、息子に手製のポップコーンを売らせる母親。
母親を守ろうとする息子。
二人の親子愛が描かれている場面では、何故かうるっときちゃいました。
全編通して「なんじゃこりゃ・・・」な場面が多かったけど、意外としんみりしちゃいましたよ。
悪くはない・・・悪くはないが、万人受けはしないだろうな。