モダン楽器でのモーツァルトの全集。
軽やかでクリアな演奏であり、初めて聞いたときはスタンダードな印象があったが、最近出ているホグウッド(Hogwood/ Academy of Ancient Music)やピノック(Pinnock/ The English Concert)の古楽器演奏とも、有名なベーム・ベルリンフィルの演奏ともかなり違い、逆に新鮮に感じる。
音色に厚みとともにあらゆる繊細さを兼ね揃えているモダン楽器の利点が非常に良く出されているCDであり、モーツァルトの演奏が古楽器に移りつつある中で、特に古楽器に固執しない一般的なオーケストラがこれだけ上手くモーツァルトの音楽を奏でられるという可能性が見える非常にポジティブな全集だと思う。
K 301 「パリ」の第二楽章は2バージョン両方収録、K385 「ハフナー」はフルートとクラリネットが入っている大編成バージョン、K550 はオーボエバージョン(クラリネットではなく)。
サウンドの質も良い。