内容紹介
『Move Of Ten』から2種類の12インチをリリース。X盤には4曲、Y盤には6曲を収録。
※コチラの商品は、Y盤6曲入りとなります。
アルバムリリース時からその存在が噂されていた作品が、遂に全貌を現す!
共通するのは空間の美しさ、新たなプロダクション・デザインへの探究心。
『Oversteps』の実験は序章に過ぎなかった!!
新たなライヴ・セット、そして最新作『Move Of Ten』。
全てが計算され、絡み合い、必然的に産み落とされたもう1つの傑作、遂に発売!!
「自信作であり、サウンド的に完璧にデザインされている。」とオウテカ自身も高く評価した、通算10枚目のオリジナル・アルバム『Oversteps』。本国イギリスで大絶賛されたのはもちろん、日本でも「キャリア史上、最も美しいダンス・ミュージック」と評され、新たな手応えを感じながら更なる進化を試みるオウテカが、早くも次なる作品『Move Of Ten』を発表する。「ハーモニーを多く使ったけど、オウテカのイメージとは異なる新しいものだよね」とショーンが語るように前作『Oversteps』は、ハーモニーとメロディーにフォーカスし、シンプルでスペース(空間)を残すプロダクションを意識することによって、豊かで美しいサウンド・デザインが実現された作品に仕上がった。
そして本作『Move Of Ten』は、前作同様、余分な要素を積極的に排し、スペースの重要性を前提にしながらも、【リズム】を強調し、【リズミックなフィーリング】を色濃く反映させたサウンド・スケープが展開されている。そして注目すべき点は本作の制作プロセスである。前々作『Quaristice』のツアーが終わった後、作品を作り始めるためのシステム作りに着手。その初期の段階で作ったトラックのほとんどが、前作『Oversteps』に収録されることになった。そして、新たなライヴ・セット用にシステムに修正を加えていく。そのライヴ用セットアップと制作初期段階のスタジオ・セットアップとのコンビネーションにより生まれたのが本作『Move Of Ten』であり、ライヴ用に構築したシステム上で、収録されたほとんどのトラックが作られていったのである。つまり、『Quaristice』以降のプロセスの中で、大きく分ければ、『Oversteps』は前半に制作され、『Move Of Ten』は後半に制作されたということだ。更に興味深いことに、『Oversteps』を最終的にコンパイルした際、同時に『Move Of Ten』もコンパイルしたというのだ。
『Oversteps』と本作『Move Of Ten』。大きな共通点を持ちながらも、異なる大きな個性を持つ2つの作品。オウテカの2人が新たなサウンド・デザインに向かって次なる探究をスタートさせる前に、オウテカが描いたこの美しい軌跡を一度辿ってみるべきだ。
※アートワーク : The Designers Republic(デザイナーズ・リパブリック)
アーティストについて
エレクトロニック・ダンス・ミュージックの頂点に君臨し続け、幾多のフォロワーを生み出してきた、ショーン・ブースとロブ・ブラウンによるエレクトロニック・ユニット、「Autechre (オウテカ)」。世界の名だたるビッグ・アーティスト達に影響与え、レディオヘッドのトム・ヨークは『キッド A』においてオウテカからインスパイアされたことを公言するなど、2000年代のミュージック史にオウテカが残した功績は計り知れない。