この書籍で扱っているサンプルは、「お問い合わせフォーム」「イベント受付システム」「グルメ情報サイト」「不動産検索サイト」だ。
最初の2つは、最初は限界に挑戦しているのかと思ったが、WebアプリケーションのフレームワークとしてMTを考えると、意外かもしれないがよくできている。
なぜなら、この書籍で提案しているのは「MTをウェブシステムとして利用する」ことだからだ。
この書籍で最も重要なのは、一番最初に出てくる「お問い合わせフォーム」だ。これがすべての基礎になっている。
書籍を読む前は「無茶な」という感想だったが、読み終わると「見事」に変わっていた。
すでにMTを使用してサイトを作成したユーザーの人は、この本を読むと、知らなかった可能性(=ウェブシステムとしてのMT)に気づき、使用してみたくなるのではないだろうか。
私が気に入ったポイントは「やたらとプラグインで解決することがない」「MTOSとMTでの機能比較をした上で使用するCMSを決定している」「テンプレートの切り分けがスゴイ!」というところだ。
そういう意味では、初心者ではない、ある程度MTを使いこなしている人にお勧めしたい1冊だ。